赤ベンツ

私は18歳で運転免許を取ってからずっと色々な車を乗り継いできた。 全部で10台くらいだが、すべて安物中古車である。 一番安かったのは3万円、一番高かったのでも150万円。 基本的にポンコツ車なので、最後は売り物にはならな … 続きを読む

失っては余りにも惜しい手書きの習慣

私は全く手書きと言う物をしなくなった。 パソコンのせいだ。 30歳の頃はすでにワープロ(ワード・プロセッサー)を購入して使っていたので、かれこれ40数年になる。 お馴染みのない若い方の為に説明すると、ワープロとは文書作成 … 続きを読む

宗教が創りあげた人類の文化資産

無宗教の私が世界を旅して興味を持ったのは、どの国でも宗教への信仰が文化や生活の中核を成していて、日々の生活と切っても切れないつながりがある事だった。   日本では仏教や神道が伝統的な宗教とされている。 特に神道は日本発祥 … 続きを読む

自分と向き合うエッセイの力

70歳を超えるこんな歳になるまで、私は自分と向き合った事は一度もなかった。 今から思えば向き合うべき時は何度もあったと思うが、そんな事より目の前の事に夢中だったし、その必要性も感じなかったからだろう。 毎度馬鹿ばかしい取 … 続きを読む

スマホに期待したいパソコンへのステップ

サラリーマン時代、毎日片道2時間近い電車通勤に耐えて来た反動で、この15年近く電車には一切乗らず、どんなに道路が渋滞してようと車に乗って来た。 それが、最近になって個人事業を廃業し仕事で使用していた車を処分してしまった事 … 続きを読む

スタンドプレー

観客席の観客への受けを狙ってプレーする事から、本来の目的から外れてアピールの為に行う行動をスタンド・プレーと呼ぶ。 いわゆる受け狙いだ。 見ているとこれは別にスポーツに限った事ではない。 大衆を相手に「見せる」シーンがあ … 続きを読む

無数の常識とひとつの信念

今から40年前、私がスペインに渡って生活を始めた時、時折日本を思い出して最初に浮かんだ隔絶の世界が、朝の通勤時間帯の会社へ急ぐ人々の姿だった。 特に目に浮かんだのは、人の数、広さ、距離共に都内でも有数と思われた池袋駅の地 … 続きを読む

都市銀行のトップにまで上り詰めた後輩

サラリーマン時代を振り返って絶対に忘れられない人がいる。 その人とは私の1年後輩の事だ。 永年のサラリーマン生活で唯一心から尊敬している「後輩」だ。 仮にM君と呼ぶ事にする。   この話をするにはどうしても私の正体を明か … 続きを読む

ひとつの事を生涯やり通す偉人たち

私は映画「男はつらいよ」の寅さんが大好きだ。 もう何十年もファンで、シリーズ全50作はすべてPCのハードディスクにおさまっていて、すぐに観る事ができる。 もう何回観たか数え切れない。 エクセルで作った全作品のデータベース … 続きを読む

オンリー・ワン(Only One)より ファースト・ワン(First One)

私の生き方はちょっと変わっていた。 無意識の内に未踏の世界へ惹かれ、まるでアルピニストが抱くであろう「未踏峰」への夢みたいな物を持って生きて来た。 もちろんアルピニストの夢とは比較にならない程小さな物ではあるが、私にとっ … 続きを読む

何回繰り返しても終わらない文章の推敲

もともと文章書きが得意でない私が、日々エッセイを書く様になってから試練がずっと続いている。 毎日400字詰め原稿用紙4枚程度の長さを目途に記事を書いているのだが、パソコンの時代で本当に良かったと思っている。   私の書き … 続きを読む

「経済バブル時代の申し子」が辿った道

会社員になって脂が乗って来た30代、私はバブルの真っただ中にいた。 経済はどんどん成長し、景気は良くなる一方で、すべての企業で給料は毎年の様に上がって行った。   バブル経済の成長が更に勢いを増し、物価は上がるがそれ以上 … 続きを読む

飲んだビールは大型タンクローリー1台分

洋の東西どの世界を問わず人間は酒を親しんでいる。 それも太古の昔からだ。 私もご多聞に漏れず未成年時代から親しませて頂いた口だ。   酒飲みとなったのは大学に入ってトラック運転のアルバイトを始めた時だった。 肉体労働から … 続きを読む

「俺も若い時はそうだったなぁ」

静かな住宅街を若者が乗ったバイクが「バリバリバリバリ~」と爆音を立てて足り去って行った。 私は思わず「あ~公徳心がないなぁ」とつぶやく。 そして続いて「俺も若い時はそうだったなぁ」とつぶやく。   自分も、18歳で免許を … 続きを読む

医者の一言「加齢です!」が鼓舞した物

今月の主治医の定期健診の日がやって来た。 お腹の不調で処方された薬を飲んでもイマイチ効果が思わしくない。 その主治医には3年ほど前からお世話になっているが、その当初からの処方で心臓や血圧の為の幾つかの薬を毎日服用している … 続きを読む

ビジュアルな世界と言葉の世界

むかし飼っていた黒のトイプードルのリカルド君は、散歩に連れて行くとチョコチョコ足を動かして何処までも嬉しそうについて来た。 ところが大分歩いた後、そろそろ帰るかと針路を変えた途端、大喜びしてぐいぐい引っ張り始める。 知ら … 続きを読む

小説が実現してくれる物

私は小説を読んだ事がほとんどない。 驚かれるかもしれないが、小・中学生時代に幾つか文学全集に載っている物語を読んだ事があるくらいで、それ以降現在に至るまで自慢ではないが一冊も読んだ事はない。   別に本自体を読まなかった … 続きを読む

付いて行けなくなった科学技術の進歩

私が生まれた1952年(昭和27年)は、戦後わずか7年のまだ国民の多くが貧しく質素な生活を強いられていた時期だった。 一般家庭に電気が普及し始めた1960年以後と言われている。 その時期に前後する私の記憶に残っている幼少 … 続きを読む

どう生きたら良かったのか

「人生どうやって生きたらいいのか、どうやって生きたら良かったのか、わからないね」と言ったら、いつもLINEでつながっている3歳年下の従妹が「人生やりたい事をする為に生まれてきたんじゃない? その方が幸せだよ、絶対に!」と … 続きを読む

延びる散歩の航続距離

毎朝の散歩を始めて3年以上経つと思う。 きっかけは、特に歳と健康を意識して始めた訳ではなかった。   たまたますぐ近所で区画整理が進み、その一環として、片側一車線ながら両側に広めの歩道が整備された立派な自動車道路が建設さ … 続きを読む

気候が反映する人々の気質

良く南国の人は陽気で情熱的だとか、北国の人は生真面目で遠慮がちの人が多いとか言われる。 私がして来たわずかな経験からでも、大概に於いて当たっている事が多い様な気がする。    私は仕事でスペインで暮らした事があるが、イベ … 続きを読む

年賀状が果たしていた大切な役割

何年か前の年賀状に「今年で年賀状は最後にさせて頂きます」と書いて以来やめてしまった年賀状の交換。 その後2年位は以前同様お送り下さる方もいて、都度お礼と年賀状をやめた旨の返信をしていたが、今ではほとんど受け取る事もなくな … 続きを読む

一番好きな居場所

先日お会いした方が「好きな場所って何処ですか?」と唐突に質問をして来た。 私がすぐに答えられないでいると、その方は自分が今まで人生で訪れたいくつかの場所が心の支えになっていて忘れられない、とその思い出の場所を語ってくれた … 続きを読む

戦争を終わらせるもの

有史以来、人間は戦い続けて来た。 歴史を学ぶとまるで歴史を動かした人々が、あたかも偉人のように名前連ねて出て来る。 また日本も外国も、たくさん残されている歴史上の有名人のモニュメントには、まるで偉人の様に称えられた像が立 … 続きを読む

車のナンバーで遊ぶ

誠にくだらない話で恐縮だが、自動車に乗って走っている時、特に助手席に乗っていて手ぶらな時に結構楽しめる暇つぶし遊びがある。 私が楽しんでいる遊びは二つある。 語呂合わせ遊びと九九遊びである。 お金は全くかからないので、ご … 続きを読む

自分をいじめて解決する

私は「自分をいじめる事」を色々活用している。 ひ弱な部分をいじめると、最初は辛くて悲鳴を上げるが、その内そこがムリムリムリと成長してくる。  その成果は必ず出る。 成果が出て来るとそれが楽しみになる。   私の「いじめ」 … 続きを読む

続けられるボランティア活動とは

どれだけの人が「世の中の為になろう」と思って人生を生きているのか良く分からないが、高い公徳心を持って生きている人はたくさんいると思う。 私は幼少の時から母に公徳心が大切と教え込まれて育ったが、亡くなった母には申し訳ないが … 続きを読む

禁酒・禁煙なんのその

ゴミ拾いしていると、かさ張る・かさ張らないではなく、拾う回数ベースで圧倒的ナンバー・ワンはタバコの吸い殻である。 特に電車の駅への通勤路は恐ろしい「吸い殻街道」となっている。 1時間も歩けば拾うタバコの吸い殻は軽く100 … 続きを読む