赤ベンツ

私は18歳で運転免許を取ってからずっと色々な車を乗り継いできた。 全部で10台くらいだが、すべて安物中古車である。 一番安かったのは3万円、一番高かったのでも150万円。 基本的にポンコツ車なので、最後は売り物にはならな … 続きを読む

付いて行けなくなった科学技術の進歩

私が生まれた1952年(昭和27年)は、戦後わずか7年のまだ国民の多くが貧しく質素な生活を強いられていた時期だった。 一般家庭に電気が普及し始めた1960年以後と言われている。 その時期に前後する私の記憶に残っている幼少 … 続きを読む

どう生きたら良かったのか

「人生どうやって生きたらいいのか、どうやって生きたら良かったのか、わからないね」と言ったら、いつもLINEでつながっている3歳年下の従妹が「人生やりたい事をする為に生まれてきたんじゃない? その方が幸せだよ、絶対に!」と … 続きを読む

延びる散歩の航続距離

毎朝の散歩を始めて3年以上経つと思う。 きっかけは、特に歳と健康を意識して始めた訳ではなかった。   たまたますぐ近所で区画整理が進み、その一環として、片側一車線ながら両側に広めの歩道が整備された立派な自動車道路が建設さ … 続きを読む

気候が反映する人々の気質

良く南国の人は陽気で情熱的だとか、北国の人は生真面目で遠慮がちの人が多いとか言われる。 私がして来たわずかな経験からでも、大概に於いて当たっている事が多い様な気がする。    私は仕事でスペインで暮らした事があるが、イベ … 続きを読む

年賀状が果たしていた大切な役割

何年か前の年賀状に「今年で年賀状は最後にさせて頂きます」と書いて以来やめてしまった年賀状の交換。 その後2年位は以前同様お送り下さる方もいて、都度お礼と年賀状をやめた旨の返信をしていたが、今ではほとんど受け取る事もなくな … 続きを読む

一番好きな居場所

先日お会いした方が「好きな場所って何処ですか?」と唐突に質問をして来た。 私がすぐに答えられないでいると、その方は自分が今まで人生で訪れたいくつかの場所が心の支えになっていて忘れられない、とその思い出の場所を語ってくれた … 続きを読む

戦争を終わらせるもの

有史以来、人間は戦い続けて来た。 歴史を学ぶとまるで歴史を動かした人々が、あたかも偉人のように名前連ねて出て来る。 また日本も外国も、たくさん残されている歴史上の有名人のモニュメントには、まるで偉人の様に称えられた像が立 … 続きを読む

車のナンバーで遊ぶ

誠にくだらない話で恐縮だが、自動車に乗って走っている時、特に助手席に乗っていて手ぶらな時に結構楽しめる暇つぶし遊びがある。 私が楽しんでいる遊びは二つある。 語呂合わせ遊びと九九遊びである。 お金は全くかからないので、ご … 続きを読む

自分をいじめて解決する

私は「自分をいじめる事」を色々活用している。 ひ弱な部分をいじめると、最初は辛くて悲鳴を上げるが、その内そこがムリムリムリと成長してくる。  その成果は必ず出る。 成果が出て来るとそれが楽しみになる。   私の「いじめ」 … 続きを読む

続けられるボランティア活動とは

どれだけの人が「世の中の為になろう」と思って人生を生きているのか良く分からないが、高い公徳心を持って生きている人はたくさんいると思う。 私は幼少の時から母に公徳心が大切と教え込まれて育ったが、亡くなった母には申し訳ないが … 続きを読む

禁酒・禁煙なんのその

ゴミ拾いしていると、かさ張る・かさ張らないではなく、拾う回数ベースで圧倒的ナンバー・ワンはタバコの吸い殻である。 特に電車の駅への通勤路は恐ろしい「吸い殻街道」となっている。 1時間も歩けば拾うタバコの吸い殻は軽く100 … 続きを読む

もう冗談ではない記憶力低下

歳と共に記憶力が低下するのは致し方無い。 誰でも最初に現れて来る症状は人の名前が思い出せない事だろう。 昔の人の名前ならまだしも、ついこの間会った人の名前まで出て来ない事がある。    名前を忘れたとかいうのはまだ罪がな … 続きを読む

パソコンが突如壊れた

メインで使っていたパソコンが突如立ち上がらなくなった。 今日の早朝3時過ぎの事である。 昨晩9時に寝る時には普通にシャットダウンしたのに、6時間後の今朝は死んでいた。 真っ青になった私はそれから8時過ぎまで5時間にわたり … 続きを読む

「国宝」で目覚めた伝統芸能

話題の映画「国宝」を観た。 多くの人は「感動した!」と言っておられるようだが、私の場合は「度肝を抜かれた!」とか「凄かった!」と言う表現の方が合っていると思う。   映画にはもともとあまり興味はなく、面白がって一生懸命観 … 続きを読む

音楽文化を変えたカラオケ

今や世界中でカラオケが歌われているが、発祥の地は我が日本だ。   調べると、歴史的には1960年代後半に「8トラックの音楽カートリッジ・テープで音楽を再生しながら取り付けたマイクで歌を歌える装置」が考案されていたが、一般 … 続きを読む

あと10年生きれたら

朝の散歩でお馴染みの老人夫婦と今朝も出逢った。 いつも二人仲良く手をつないで毎日コースを変えて長距離を元気に歩いている。 ご主人に「仲がいいですね」と声をかけると「いや、杖代わりですよ」と答えが返って来る。 どう見ても杖 … 続きを読む

認めてほしい

人は誰でも大なり小なり他人に自分を認めて貰いたいと言う気持ちを持っている。 いわゆる承認欲求と呼ばれる感情だ。 自分がやった事はできれば正しいと認めて欲しい。 だからSNSの「いいね」が表示される仕組みは、閲覧者の目を引 … 続きを読む

歌う符号

「モールス通信」をご存知の方は、戦争での通信業務の担当者、船舶などの通信業務の就業者、アマチュア無線家に限られると思うが、大変味のある世界だ。   「モールス通信」は、自動車のクラクションを数回断続的に鳴らすと出来るよう … 続きを読む

たった一言

こちらの正義は相手の悪義で、世の中に「絶対的な正義」は存在しない事を学んだのは、少なくとも子供の頃ではなかった。   最初にそれに類する事に触れた記憶は社会人一年生の時だった。 職場の他の課の課長だったが、物静かな哲学的 … 続きを読む

楽しみの代わりに

「人生を楽しまなくっちゃ!」と口癖の様に言い、私にも「残りの人生思いっきり楽しみましょう!」と声かけてくれる人がいる。 とても前向きでありがたいお心遣いなのだが、私の場合二つの理由で心のブレーキが掛かる。   一つ目は、 … 続きを読む

書くと言う事

私は若い頃から「書く」事が好きだし、書く時は入魂して熱中して書く。 ただし日記は書いた事はないし、小説は読む根気すらない位なので書ける訳もないし、エッセイはこの歳になって初めて細々と書く様になっただけだ。 こう言ったいわ … 続きを読む

芸術と感動

あのヴァイオリンの天才少女妃鞠ちゃんがわずか10歳の時、将来の夢は?とインタビューされた時、迷わず「人々に感動を与えれるようなヴァイオリニストになりたい」と言ったのをビデオで見たが、身体に神が宿ると言われた彼女ならではの … 続きを読む

見たいものには蓋をする

息子は高校時代に野球部活動に夢中になっていた。 ついにレギュラーにはなれなかったが、好きさと熱心さは誰にも負けなかったようだった。 私はそれほどスポーツには夢中にならない方なので、野球も細かいルールまでは良くは知らない。 … 続きを読む

お祈り

若かった頃は祈ると言う事をした記憶がほとんどない。 向こう見ずの怖さ知らずだったので、祈る必要がなかったのではないかと思う。 自分に自信があったし、周りや自分自身を見つめたりする事もなかったので、祈ろうとするきっかけすら … 続きを読む

ハラスメント

時々帰省する息子とは夜遅くまでお互いに記憶が無くなるまで酒を飲み交わす。 息子が会社の出来事とか色々話すと、時々「え?なんで?そんなのはっきり言っちゃえばいいじゃない?」と言いたくなるような話が良く出て来る。   息子は … 続きを読む

別れの予感

海軍中尉で戦艦伊勢に乗った父は無事終戦を迎えて復帰、矛盾に満ちた世の中の真実を知ろうと経済学研究の学問の道へと進んだ。 72歳で病床に倒れたが、見舞いに来た教え子達に手術跡を見せながら、何が悪くて何をしているのかをまるで … 続きを読む