もったいないことをした
自分が手にしていたかけがえのない幸せに気づかずに、他の世界に目を奪われ、いたずらに多くの時間とエネルギーを費やしてしまう。傍から見たら「もったいない」生き方をしているということは、案外よくあるのではないかと思う。 映 … 続きを読む
私の独りごと発信拠点です。みなさんのお言葉も残せます。
自分が手にしていたかけがえのない幸せに気づかずに、他の世界に目を奪われ、いたずらに多くの時間とエネルギーを費やしてしまう。傍から見たら「もったいない」生き方をしているということは、案外よくあるのではないかと思う。 映 … 続きを読む
私にとってバイブル的存在である山田洋次監督の「男はつらいよ」は、単なる娯楽映画ではなく、人間として生きる上での大切な教えに満ちている。その教えを挙げ始めたら、羅列するだけでもひとつのエッセイには収まりきらないだろう。 … 続きを読む
「人間は何のために生きるのか」という問いほど、繰り返されてきた哲学的疑問は他にないだろう。 私の大好きな『男はつらいよ』で、高校三年生の満男が寅さんに同じ質問をする場面がある。原作者・山田洋次の哲学は、「ああ、生まれてき … 続きを読む
私には、三歳上の姉が一人だけいた。とても気丈な人で、私がいじめられたと知ると、「よぉし、かたき討ち!」と言って家を飛び出すこともあった。 私は明らかに姉に守られていた。それは、男として、幼心に芽生え始めたプライドを少しず … 続きを読む
『男はつらいよ』の感想文の形となったエッセイを、私は印刷して山田洋次監督宛てにファンレターと共に送った。 どうしても私の感動を伝えたかったのだ。 深掘り『男はつらいよ』 ― 寅さん映画の神髄とは しかし、投函した … 続きを読む
テレビでサン・サーンスのクラリネット・ソナタが流れていた。 軽やかに転がり出るような音色を聴いているうちに、七十年近く前の記憶がふっと浮かんだ。 子どもの頃、街角でよく見かけた「ちんどん屋」の華やかな姿である。 ちん … 続きを読む
昔の映画を観ていると、懐かしい俳優のかつての姿を見ることができるが、次の瞬間、必ず頭をかすめるのが「この人まだ生きているのだろうか」という思いである。 映画『男はつらいよ』は、二十七年間、同じ俳優が同じ役を演じ続けた … 続きを読む
芸術の世界にあるものは、観る者の嗜好によってその評価が大きく左右される。 そしてよく観察すると、そもそもその対象に対する「着目点」そのものが、人によってまったく異なっていることに気づく。 例えば映画であれば、 「登場 … 続きを読む
『男はつらいよ』を観ていて、涎が垂れそうになる場面がふたつある。 ひとつは、タコ社長やおいちゃんが実にうまそうに吸うたばこだ。 私はもう何年も前に禁煙し、普段はそのことをすっかり忘れているのに、人が美味しそうに吸っている … 続きを読む
何と言っても『男はつらいよ』に出てくるシーンは、すべて昭和レトロそのものだ。 あの映画をみて懐かしさを覚えるのは、昭和を生きてきた世代だろう。 しかし近年の昭和レトロ・ブームを眺めていると、その懐かしさが昭和を知らない世 … 続きを読む
1.はじめに 主に昭和の時代に制作されたこの映画は、過去のものとなりつつあり、昭和生まれの私には慣れ親しんできた物語であっても、今の若い人たちには馴染みが薄いだろう。 今の時代は不寛容であり、人間関係は希薄化 … 続きを読む
私は映画「男はつらいよ」の寅さんが大好きだ。 もう何十年もファンで、シリーズ全50作はすべてPCのハードディスクにおさまっていて、すぐに観る事ができる。 もう何回観たか数え切れない。 エクセルで作った全作品のデータベース … 続きを読む