「カメラマンの目」 ―― 光を切り取る感性

情感の世界はいつも私を捉えて離さない。 それは私が持って生まれた感性であり、写真や絵画など視覚に訴えるものは、その感性をもっとも強く刺激する存在だった。 若い頃、私にその感性の核心を教えてくれた出来事があった。 もう五十 … 続きを読む

人は何に心を奪われるのか

芸術の世界にあるものは、観る者の嗜好によってその評価が大きく左右される。 そしてよく観察すると、そもそもその対象に対する「着目点」そのものが、人によってまったく異なっていることに気づく。   例えば映画であれば、 「登場 … 続きを読む

趣味という語は、私の人生の重さに耐えられない

私は「趣味」ということばに、どこか抵抗を感じている。 本来やるべきものから外れた「生産性のない娯楽」という響きがあり、どうにも馴染めない。   「世の中でどのように定義されているのか」と思い、ネット検索や辞書、各種AIで … 続きを読む

六つの声調が育てる感性 ― ベトナム人が歌う日本語の美しさ

TVでベトナム人の日本留学経験者たちを紹介する番組があった。 驚いたのは彼らの歌のうまさだった。 彼らは日本で日本の歌の魅力にとりつかれ、帰国後も日本の歌を歌い続けているとの事だ。 声の綺麗さにまず惹きつけられたが、聴い … 続きを読む