真空管の灯りに宿る私の足跡
どうでも良い「独りよがり」と思われるかもしれないが、「自分にしか価値がない自分の足跡」がどれだけ自分の心を温かく照らしてくれるのか、あらためて知ることになった。 私のいくつかある趣味の中で一番熱中したものは「アマチュア無 … 続きを読む
私の独りごと発信拠点です。みなさんのお言葉も残せます。
どうでも良い「独りよがり」と思われるかもしれないが、「自分にしか価値がない自分の足跡」がどれだけ自分の心を温かく照らしてくれるのか、あらためて知ることになった。 私のいくつかある趣味の中で一番熱中したものは「アマチュア無 … 続きを読む
宇宙を舞台にしたプロジェクトは歴史とともに大きく変化を続けている。 「宇宙探査」という未知の世界への大きな夢で始まった取り組みは、いつの間にか「宇宙開発」と名を変えて、国家威信をかけた競争の舞台を作った。そして今は争奪戦 … 続きを読む
挑戦と冒険 ―― 目標に向かう者と、目標を探す者の物語 人生には、二つのまったく異なる旅がある。 ひとつは、すでに定められた目標へ向かって歩む「挑戦の旅」。 もうひとつは、目標そのものを探し求めて歩く「冒険の旅」。 … 続きを読む
私は、これから人間社会の価値観がかつてないほど大きく変容し、いずれ「自分はこの変化についていけなくなる」と感じる時が訪れると確信している。 その変化を推進する主役は、AIとともに育つこれからの世代の人々である。 私は … 続きを読む
私の人生には、星空に心を奪われた二つの時期がある。 一つは、未成熟ゆえの衝動に満ちた中学時代の三年間。 もう一つは、社会のただ中で全力投球していた四十代半ばから五十代半ばにかけての十年間である。 中学時代──世界が開き始 … 続きを読む
人がどこに住むかという選択は、普遍的な感情ではなく、個人の経験と状況によって大きく揺れ動く。 祖国を選ばない人 ―― 魅力による移住 海外留学や旅行をきっかけに滞在先の文化に惹かれ、そのまま定住してしまう人は少なくな … 続きを読む
近年、クマが人間の生活圏へ侵入し、山中でも狂暴化して駆除の対象となる事例が増えている。 ビデオに記録された人を襲う姿や、箱罠にかかって逆上し牙を剝く様子は、見る者を戦慄させるに十分だ。 その凶暴な姿を目にするたび、私 … 続きを読む
オーディオの世界では、今や背の高いタワー型の箱に小さなスピーカーを複数個取り付けて、立派な重低音と拡がる音場空間を実現するシステムが主流だ。どこに行っても、かつて一世を風靡した巨大なフロアー型スピーカーにお目にかかる亊は … 続きを読む
久しぶりにSNSでつながった学生時代の友人が、挨拶の冒頭でいきなり「両膝変形膝関節症、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニアと診断されています。」と病名を並べた。 五十年以上の空白を埋める最初の言葉がそれだったことに、彼の胸に積も … 続きを読む
体育会系の世界には身を置いたことがない私は、社会人として第一歩を踏み出したとき、職場で出会った先輩達に礼を尽くすこともなく、まるで同輩に接するような態度で振る舞っていた。先輩諸氏から見れば、これほど可愛くなく、腹の立つ後 … 続きを読む
歴史を遡っていくと、生きていた人たちが悲惨な目にあった時期はいくらでもあった。戦時中に青年期を迎え、徴兵されて無念にも散っていった話は枚挙にいとまがなく、封建時代には国民の大多数が理不尽な貧困生活を強いられたであろう。 … 続きを読む
会社の同僚であろうと友人であろうと、人にはウマが合わない相手がいるものだ。ましてや何かで意見が衝突して嫌な思いをさせられた相手に対しては、嫌悪に近い感情を抱くこともある。「おだやかに、優しく、そして謙虚に」と自分言い聞か … 続きを読む
独裁と覇権を生むのは、イデオロギーを問わない。 この事実に、今や世界の多くの人々がうすうす気づき始めているのではないか。かつて「民主主義のリーダー」と呼ばれたアメリカが、今日では共産主義国家に匹敵するほどの権威主義的 … 続きを読む
サッカー・ワールドカップ決勝戦のスタジアムにスペイン国歌が流れた瞬間、四十年前にあの国で暮らした日々の記憶が、鮮烈な色彩を取り戻して胸に押し寄せた。雄大で、共同体の魂を根底から震わせる国歌の旋律は、どの国のものであっても … 続きを読む
アメリカ陸軍のマッカーサー元帥の有名な退任演説の一節である。 「Old soldiers never die; they just fade away.」 とてもいい言葉だ。 老兵は死んで消え去るのではなく、時のどこかに … 続きを読む
かつて私がタイムラプス・フォトグラファーとして仕事に没頭していた頃、撮影機材選びに迷いはほとんどなかった。 日本ではまだ黎明期の分野であり、手探りで機材を揃えるしかなかったが、選択の基準は常に一つだけだった。 目的を実現 … 続きを読む
毎日一篇のエッセイを書き始めて、そろそろ一年になる。振り返れば、一年前の私は文章について驚くほど不勉強だったと思う。そう断言できるのは、今の自分が明らかに変わったからだ。結論から言えば、一年前に書いたエッセイは恥ずかしく … 続きを読む
私は小学生のときからカメラが好きだった。 最初のカメラは、父が買ってくれた「フジペット」というブローニ版フィルムを使う、今から思うと大変原始的なカメラであった。 レンズの根元にある小さなレバーを左手の人差し指で押し下げる … 続きを読む
現在14歳の吉村妃鞠(よしむらひまり)ちゃんのヴァイオリン演奏を知らない人は、もはや少数派かもしれない。 3歳からヴァイオリンの稽古を始め、3ヶ月目にはバッハを弾き、4歳でコンクールに出場、6歳でプロオーケストラと共演 … 続きを読む
入れ墨ほど古い歴史を持ち、世界中に存在し、善の印と悪の烙印の両義性を帯びた身体表現は他にない。 旧石器時代にまで遡るその起源を知った今でこそそう言えるが、昭和の価値観の中で育った私にとって、入れ墨は長らく「悪の象徴」であ … 続きを読む
近年、日本でも韓国ドラマを容易に視聴できるようになり、私自身も長く親しんできた。韓国ドラマは大きく三つの系統に分かれる。 ・歴史ドラマ ・愛憎・欲望の衝突を描く「ドロドロ系」ドラマ ・明るい「コミカル系」ドラマ … 続きを読む
善意の技術がもたらす救い 昨日、友人から「私が設置・運用している掲示板」がダウンしている、と連絡が入った。 慌てて確認すると、ページを開いた瞬間にサーバーエラーが表示される。念のため、他のサイトで運用している掲示板も … 続きを読む
これは決して卑下ではなく、本当に下手な私のヴァイオリンの話である。 私が初めてヴァイオリンを手にしたのは、小学二年生のころだった。父の知り合いが、不要になった子ども用のヴァイオリンを譲ってくれ、それをきっかけに習うこ … 続きを読む
青春時代、私は英語に夢中になっていた。 初めて外国語というものに触れ、自分の世界が少し広がったような感覚を覚えたのを、今でもはっきりと覚えている。 その後、勤務先の発令でスペインに留学することになり、そこでスペイン語 … 続きを読む
「生きざまは顔に出る」と言われ、「四十歳を過ぎたら自分の顔に責任を持て」とも言われてきた。 しかし私は、その言葉を正面から受け止めて生きてきたわけではない。人に何か言われれば気にすることはあるものの、それで自分の生き方を … 続きを読む
毎朝、目が覚めてベッドから起き上がり寝室のドアを開ける瞬間、「あぁ、まだ生きていた」と思う。 この感覚は、悲観でも恐怖でもない。むしろ、静かな驚きに近い。自分がこの世界にまだ属しているという事実を、毎朝確認しているような … 続きを読む
性善説と性悪説 人間の本性をめぐる古典的な議論には、「人は生まれながらにして善性を持っている」という性善説と、「人は生まれながらにして利己的である」とする性悪説がある。 性善説は、「もともと人間は善なのに、善が失われ … 続きを読む
アメリカに私が勝手に抱いた「偶像」 青春期の私は、アメリカという国に強い憧れを抱いていた。 私はアメリカを「自由と正義の純粋な体現者」として捉えていた。 自由、開拓精神、民主主義 ―― それらは私にとって眩しく、未来 … 続きを読む
小学校低学年の孫娘が、ひとりで「お泊り」に来たときのことだ。 帰りの時間が迫るなか、母親から持たされた宿題の問題集を取り出し、言われた範囲をなんとか終わらせようと格闘し始めた。 算数の宿題に向かっているのだが、難しいよう … 続きを読む
「皇位継承資格者の極端な減少という制度的危機」を、日本の天皇制の正統性を壊さずに解決するために、国会では真剣な議論が続いている。 男系男子限定、女性皇族の離脱、戦後の宮家大量離脱 ―― これらが重なり、「制度が自動的に皇 … 続きを読む