残す物・手放す物

私の叔父の一人は、確か九十七歳になる。叔母を早くに亡くし、ずっと一人住まいを続けているが、大のツバキ好きだ。趣味が高じて日本ツバキ協会の副会長を務めている。叔父はツバキの新花育成の第一人者で、十件もの新花を登録し、注目を … 続きを読む

真空管の灯りに宿る私の足跡

どうでも良い「独りよがり」と思われるかもしれないが、「自分にしか価値がない自分の足跡」がどれだけ自分の心を温かく照らしてくれるのか、あらためて知ることになった。 私のいくつかある趣味の中で一番熱中したものは「アマチュア無 … 続きを読む

余白に書き加える物語

自分に立ち向かって過去の悪行を振り返り、自分自身に決着をつけるために毎日エッセイを書き始めて、もう半年近くになる。 それは自分の内側に積もった沈殿物を少しずつすくい上げ、光に当てていくような作業だ。 おかげで、今まで見え … 続きを読む