毎日噛みしめる「生きている」という事実

毎朝、目が覚めてベッドから起き上がり寝室のドアを開ける瞬間、「あぁ、まだ生きていた」と思う。 この感覚は、悲観でも恐怖でもない。むしろ、静かな驚きに近い。自分がこの世界にまだ属しているという事実を、毎朝確認しているような … 続きを読む

生きるための死生観

死生観という言葉自体に暗さを感じ、死生観を考えるということに後ろ向きで、どこか悲観的な響きを覚えて避けてしまう人は多い。   実際、死生観をめぐる考え方をAIに入力しただけで、「あなたは 1人ではありません。あなたを気遣 … 続きを読む

最期のかたちを探して

人は誰しも最期を迎える。   だが、その話は必ずしも暗いものではない。 どれほど元気であっても、やがて訪れるその時を、私は静かに見つめている。   私の父は大動脈瘤の手術を受けたが、施術に不手際があり、ICUで二カ月半を … 続きを読む

人生に描く、自分の美学

昔の映画を観ていると、懐かしい俳優のかつての姿を見ることができるが、次の瞬間、必ず頭をかすめるのが「この人まだ生きているのだろうか」という思いである。   映画『男はつらいよ』は、二十七年間、同じ俳優が同じ役を演じ続けた … 続きを読む