元号が映し出す歴史の足跡 ―― 明治から令和へ

日本が誇る独自の制度に「元号」がある。 1968年、明治政府が「天皇一代につき元号は一つ」と定めて以来、天皇の代替わりごとに新しい元号が生まれ、時代の節目を刻んできた。   戦後、元号制度を定めていた旧皇室典範は廃止され … 続きを読む

商店街を練り歩く昭和の音楽隊 ― ちんどん屋

テレビでサン・サーンスのクラリネット・ソナタが流れていた。 軽やかに転がり出るような音色を聴いているうちに、七十年近く前の記憶がふっと浮かんだ。 子どもの頃、街角でよく見かけた「ちんどん屋」の華やかな姿である。   ちん … 続きを読む

涎が垂れる昭和レトロ

『男はつらいよ』を観ていて、涎が垂れそうになる場面がふたつある。 ひとつは、タコ社長やおいちゃんが実にうまそうに吸うたばこだ。 私はもう何年も前に禁煙し、普段はそのことをすっかり忘れているのに、人が美味しそうに吸っている … 続きを読む

昭和レトロが語るアナログの価値

何と言っても『男はつらいよ』に出てくるシーンは、すべて昭和レトロそのものだ。 あの映画をみて懐かしさを覚えるのは、昭和を生きてきた世代だろう。 しかし近年の昭和レトロ・ブームを眺めていると、その懐かしさが昭和を知らない世 … 続きを読む