経済中心の時代の終焉-「歴史」を学ぶ意義

中学二年生から始まった歴史(日本史)と言う科目、私は第一時間目から嫌いになった。 その女の先生は初めての授業で教壇に立つと「皆さん、なんで歴史を学ぶのだと思いますか?」と全員に尋ねた。 皆が口をポカ~ンと開けていると、そ … 続きを読む

近視眼から大宇宙へ - 思考のトランスファー

最近の世界情勢を見ていて本当に絶望感に浸る事が増えた。 世界の名だたるリーダー達の愚かな行動が、夢であって欲しいと思わずにはいられない。   私は中学生時代、天文学の世界に惹き込まれて行った。 まだ世の中の様子がちらりと … 続きを読む

Gパンからトレンドを越えた、私の選択

最近の朝は寒さが厳しくてトイレが近くなる。 先日2時間近く散歩して帰宅すると、手袋していても手が冷たくなってかじかんでうまく動かなくなっている。 ゴミ拾いをする為に常に手を差し出して、トングで挟む操作を繰り返しているせい … 続きを読む

鉄道200年の進化と、不変のレールが秘めた力強さ

暑い夏の日、小学校低学年の私は家族と一緒に大分の父の生家に帰省する為、東京駅に向かった。 東京駅のホームに着くと、父は私を既に入線していた列車の一番前に連れて行き、私を抱き上げてシューッ・シューッと音を立てながら白い息を … 続きを読む

本の紙面がPCの画面より心地良い理由

書かれた文書を読む時、PCではほとんどの場合白い画面上に描かれた黒い文字を読む。 一部エディターなどでは画面が真っ黒になって、そこに白い文字が描かれる物もあるが、画面に画像を貼り付けた場合の違和感などもあり、利用されるケ … 続きを読む

夢に映る心の風景

夢を見ると面白い事がたくさんあるが、多くの場合目が覚めてすぐに忘れ始め、すっかり覚醒した頃にはそのあらすじも登場人物の顔もほとんど忘れてしまう。 その全てを潜り抜けてしっかりと記憶に残って、夢で見た事を人にしっかりと語れ … 続きを読む

欲望の果てに暴走する国々、沈黙する誠実

「ああ言えば上祐(じょうゆう)」と言う言葉が今から30年近く前に流行した。 オウム真理教の地下鉄サリン事件で首謀者・教祖の麻原彰晃が逮捕された後、元幹部であった上祐史浩氏がTV討論会などに出演し、投げかけられた質問に即座 … 続きを読む

年齢が教えてくれた「親しい人との適切な距離感」

友人・知人の中には夫婦関係が必ずしもうまく行ってないと言う人がいる。 それも昔から悪かったのではなく、高齢者になってから関係がうまく行かなくなったと言う。   お話を良く聞いてみると、いずれも退職を機に問題が始まった様で … 続きを読む

「朝陽にはパワーがある」 ~ 生命の源に向き合う時間

亡くなった叔父が夕方になるとコーヒー・カップを片手に病院の横を流れる川の土手に上がり、ずっと沈みゆく夕陽を眺めながら「朝陽と夕陽は身体にいい。パワーがある。」と言っていたと言う話を従妹から聞いた。   その話は凄く気にな … 続きを読む

歳を重ねて挑む、終わりなき課題 ~今の歳でなければ出来ない事~

やるべき事が決められている学生や社会人時代は、黙々と決められた事をやって来た。 出来不出来はともかくとして、それが課題として与えられていて、それを全うする事が責務だった。   学生時代は小学生時代から宿題と言う課題が与え … 続きを読む

封鎖ではなく支援を ~ 移民問題に向き合う先進国の一員として

最近は本当に外国人を多く見るようになった。 以前は仕事で来日し滞在している外国人が多く、見かける場所は都心が多かった。 その後、東南アジアを中心に出稼ぎに来る若者が増え、場所は限られていたが全国の地方都市に滞在している姿 … 続きを読む

早朝の群れの声、竹林から旅立つスズメ達

毎朝散歩していてスズメの宿が近くにあるのに気が付いた。 家の近くにちょっとした竹林があるのだが、かなり遠くからざわめきのような音が聴こえて来る。 近くまで行って、それが無数のスズメの鳴き声である事がわかった。   冬が近 … 続きを読む

生かされるも殺されるも人間の都合

最近、人間の生活圏に現れたクマが次々に駆除される話が毎日のように報道されている。 私は特別な動物愛護者ではないし、クマは人を見れば100%危害を加えようとする「害獣」なのだから積極的な駆除を望んでいる。   私は「生活圏 … 続きを読む

無謀運転に生きる機会をくれた運命の真意

これは私が若かった頃、思い出すのも恥ずかしい無謀運転をした時のお話だ。 いずれも若気の至りが成した業で、恥を忍んでお話ししたい。   誰でも永年車に乗っていれば、一度くらい「冷やっと」した事はあるのではないかと思う。 私 … 続きを読む

「夢と希望は挑戦する心から」子ども達からの静かなメッセージ

夢や希望に胸を膨らませていた、そんな若い時代が誰にでもあったはずだ。 孫達を見ていると未来に対する憂いを全く持っていないその姿がとても眩しい。 もとより彼らの頭の中には、「世の中には不幸と言う物があり、それが将来身に降り … 続きを読む

庶民の暮らしを歩く旅路 ~ オーバーツーリズムを越えて

近年オーバーツーリズムが問題として騒がれている。 特に京都や鎌倉での問題が深刻に取り上げられている。 特長的なのは外国人比率が多く、過半数が外国人となっている。 おかげで日本の学校の修学旅行先を定番の京都から他の都市へ変 … 続きを読む

怖いけど凄い! 凄いけど怖い! AIの2面性

世の中AIブームだ。 ついこの間までは最新技術として「なんだこんな物」位の存在だったのが、あれよあれよと言う間に生活に浸透して来た。   昭和生まれの私は最初からAIには否定的だった。 人間本来の能力を奪い、人間を無能化 … 続きを読む

年賀状を捨てた3年の空白が教えてくれた「儀礼の廃止と、真心の回復」

年賀状を卒業したのは3年前だった。 しかし、もう観念して再開しようと最終的に決断をした。 来たる新年から再開の予定で準備を始めたところだ。   再開を検討するに至る経緯は別記事「年賀状が果たしていた大切な役割」でご紹介済 … 続きを読む

説明できない「夢中になる理由」

人は皆それぞれ何か夢中になる物を探し、人生の楽しみとして大切にして生きていると思う。 私も昔からいつも何かに熱中して生きて来た。 一番熱中したのは趣味を始めとする興味を持った世界で、面白くて夢中になり、何か達成感が得られ … 続きを読む

スペインで天皇陛下をお迎えした日、世界でただ一人のエンペラーの存在に触れた感激と気付き

私はスペインで暮らすようになるまで、皇室は日本にしか存在しない事を理解していなかった。 だからスペインの国王と日本の天皇は漠然と同じようなステータスだと思っていた。 しかし、良く考えて見たら、「皇室」の「皇」は「皇帝」の … 続きを読む

「社長の椅子」の座り心地

日本を含む東南アジアの多くの国々では、床に座る文化が中心で、とりわけ日本では畳が誕生し、ただの床板やゴザを敷いた床とは異なる独特の床座文化に発展した。   東南アジアで椅子が使われるようになったのは、16世紀以降ヨーロッ … 続きを読む

その時は順不同で唐突にやって来る

60代の半ば頃から、かつての同僚の中で亡くなった人の話を良く聞く様になった。 私の1,2年後輩も相次いで亡くなった。 一人は元々持病を持っていたいつもだるそうにしていたので「ああ、やっぱり」と思った。 毎年の年賀状を見た … 続きを読む

遊びは勉強や仕事の「反作用」

現役のサラリーマンだった頃、とにかく休みが待ち遠しかった。 遊ぶ時間、すなわち自分の趣味に没頭できる時間が生きがいだった。 あの頃は、将来の退職後の事などは遥か先の話で全く現実味のない世界だったので、目先の毎日を思ったよ … 続きを読む

社会人へのステップとなったアルバイト

私の学生時代は、勉強はおろそかで殆どアルバイト漬けだった。 お金を稼いで趣味につぎ込みたかったからだ。 今から思えば、親には随分な不義理をしたと思う。 遊び暮らしていて大学受験に失敗し,浪人した。 予備校の費用も随分かか … 続きを読む

運転マナーに現れるその国の文化度

最近は随分変わった。 私が若い頃は歩行者の私が横断歩道の端に立っていても、止まってくれる車は一台もなかった。 狭い通りで後ろから車が近づいて来ると、私を追い越す前に必ず警告のクラクションを鳴らされた。 別に驚きもしないし … 続きを読む

諦めずに脳と闘って懐かしい記憶が蘇えった

なぜ夢の中の出来事の多くは記憶の中に残せないのだろうか、昔から本当に不思議だと思って来た。 生々しい夢をしっかりと見て、ハッと目を覚ます。 これは凄く印象的だったので、ちょっと「保存」して置きたい。 しかし永年の経験でそ … 続きを読む

何故この素晴らしいnoteが使えているのか?

今の私はただ夢中になれるからnoteでエッセイを書いている。 有料記事で収入を得る訳ではないし、仕事の宣伝をする訳ではないし、有名になってファンを作りそれを自分の人生プロジェクトの推進剤としたいとかの二次的効果を狙ってい … 続きを読む

若い世代に期待する「世の末を案じる危機感」

自分が若い頃、どれだけ世の中の事を憂いた事があったか振り返って見るが、それほどあれこれ思った記憶はない。 私の場合、現役でバリバリ活躍していた時代、自分の事で頭は一杯だった。 もちろん、みんなと酒でも飲めば世の中の批判を … 続きを読む

侮るなかれ中国製! 技術大国ニッポン何処へ行った?

私が若かった頃、特に日本経済が未曽有の高度成長を続けていた頃、日本は技術大国と言われ、特にコンピューター・通信機・家電製品を始めとする電子機器・電化製品については世界のトップを走っていた。   1985年の「プラザ合意」 … 続きを読む

想い出はいつもタイムラプスの世界で描かれる

私は現役最後の10数年間を、タイムラプス・フォトグラファーとして活動して来た。 私がタイムラプス撮影を始めた頃は、まだ日本ではほとんど知られていなかった大変めずらしい映像技術だった。 それを自分の最後の仕事として取り組む … 続きを読む