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無数の常識とひとつの信念
今から40年前、私がスペインに渡って生活を始めた時、時折日本を思い出して最初に浮かんだ隔絶の世界が、朝の通勤時間帯の会社へ急ぐ人々の姿だった。 特に目に浮かんだのは、人の数、広さ、距離共に都内でも有数と思われた池袋駅の地 … 続きを読む
都市銀行のトップにまで上り詰めた後輩
サラリーマン時代を振り返って絶対に忘れられない人がいる。 その人とは私の1年後輩の事だ。 永年のサラリーマン生活で唯一心から尊敬している「後輩」だ。 仮にM君と呼ぶ事にする。 この話をするにはどうしても私の正体を明か … 続きを読む
ひとつの事を生涯やり通す偉人たち
私は映画「男はつらいよ」の寅さんが大好きだ。 もう何十年もファンで、シリーズ全50作はすべてPCのハードディスクにおさまっていて、すぐに観る事ができる。 もう何回観たか数え切れない。 エクセルで作った全作品のデータベース … 続きを読む
オンリー・ワン(Only One)より ファースト・ワン(First One)
私の生き方はちょっと変わっていた。 無意識の内に未踏の世界へ惹かれ、まるでアルピニストが抱くであろう「未踏峰」への夢みたいな物を持って生きて来た。 もちろんアルピニストの夢とは比較にならない程小さな物ではあるが、私にとっ … 続きを読む
何回繰り返しても終わらない文章の推敲
もともと文章書きが得意でない私が、日々エッセイを書く様になってから試練がずっと続いている。 毎日400字詰め原稿用紙4枚程度の長さを目途に記事を書いているのだが、パソコンの時代で本当に良かったと思っている。 私の書き … 続きを読む
「経済バブル時代の申し子」が辿った道
会社員になって脂が乗って来た30代、私はバブルの真っただ中にいた。 経済はどんどん成長し、景気は良くなる一方で、すべての企業で給料は毎年の様に上がって行った。 バブル経済の成長が更に勢いを増し、物価は上がるがそれ以上 … 続きを読む
飲んだビールは大型タンクローリー1台分
洋の東西どの世界を問わず人間は酒を親しんでいる。 それも太古の昔からだ。 私もご多聞に漏れず未成年時代から親しませて頂いた口だ。 酒飲みとなったのは大学に入ってトラック運転のアルバイトを始めた時だった。 肉体労働から … 続きを読む
「俺も若い時はそうだったなぁ」
静かな住宅街を若者が乗ったバイクが「バリバリバリバリ~」と爆音を立てて足り去って行った。 私は思わず「あ~公徳心がないなぁ」とつぶやく。 そして続いて「俺も若い時はそうだったなぁ」とつぶやく。 自分も、18歳で免許を … 続きを読む
医者の一言「加齢です!」が鼓舞した物
今月の主治医の定期健診の日がやって来た。 お腹の不調で処方された薬を飲んでもイマイチ効果が思わしくない。 その主治医には3年ほど前からお世話になっているが、その当初からの処方で心臓や血圧の為の幾つかの薬を毎日服用している … 続きを読む
ビジュアルな世界と言葉の世界
むかし飼っていた黒のトイプードルのリカルド君は、散歩に連れて行くとチョコチョコ足を動かして何処までも嬉しそうについて来た。 ところが大分歩いた後、そろそろ帰るかと針路を変えた途端、大喜びしてぐいぐい引っ張り始める。 知ら … 続きを読む
小説が実現してくれる物
私は小説を読んだ事がほとんどない。 驚かれるかもしれないが、小・中学生時代に幾つか文学全集に載っている物語を読んだ事があるくらいで、それ以降現在に至るまで自慢ではないが一冊も読んだ事はない。 別に本自体を読まなかった … 続きを読む