地図に刻まれた、一年間歩いた朝の五キロ

ゴミ拾い散歩を始めて、そろそろ一年になる。毎朝、ほぼ二時間かけて五キロ近くを歩いている。 拾いながら歩くので、距離のわりに時間がかかる。 レジ袋とトングを以って妻と二人で歩く時間は、精神的にも健康的にもとても良い機会になっている。 それで街を少しでもきれいにできているのだから、こんな有難いことはない。

 

毎日パンパンに膨らんだレジ袋が二つ、多い日は五つになることもあった。 これだけのゴミ x 365日と考えたら、ゴミ収集車一台にはなるのではないかと思う。 その分だけは街をきれいにしたのだと思うと、達成感がある。

 

いつの間にか歩くコースも増え、今では九つほどのコースを日々順繰りに変えて歩いている。 スマホのGPSアプリで測定すると、どのコースも四・五~五キロになっている。 工夫のひとつは、どのコースを歩いても途中に必ず参拝できる神社か寺が一か所入っていることだ。

 

 

このコース図はコース同志が重なっていて、少しわかりにくいかもしれないが、全体のイメージを示している。 黒丸が自宅だ。 南側は山になっているので、東西と北側にコースが展開している。  右上にコース名の略称を一ハイフンで並べているのは、毎日選択するコースの順番を示している。

 

こうやって地図上にコースを書き込むことは、とても大切だと感じている。 手薄なところが視覚的に分かり、新しいコース案が浮かんでくる。 また、どうしても他のコースと重なる部分ができてしまうが、ビジュアル化することで、重なる部分を歩く日ができるだけ続かないようにコースの順番を調整することもできる。

 

最大の注意事項はトイレだ。 良くコンビニに寄ればいいと言われるが、田舎なので数が少なく、あまり役に立たない。 今まで何度か堪えるのに死にそうになりながら帰宅したことがある。 本気で茶畑の中で・・・と考えたこともあった。 朝飯後に歩く時は要注意だ。 とにかく二時間は長い。 ベストの解決策は、したくなくても出発前にはトイレに行き、念入りに「絞り出しておく」ことだ。

 


 

過去に書いたエッセイを検索してみたら、ゴミ拾いについて触れたものが、ちょっとした記述も含めるといつの間にかたくさんあることに驚いた。

 

ゴミ拾い

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風前の煙

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一声かける勇気

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整った街と乱れた心 ― ゴミが暴く人間の裏側

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何の為に働いて来たか、引退後はどう生きるか

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上には上がいる

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医者の一言「加齢です!」が鼓舞した物

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延びる散歩の航続距離

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目標の力

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