もったいないことをした

自分が手にしていたかけがえのない幸せに気づかずに、他の世界に目を奪われ、いたずらに多くの時間とエネルギーを費やしてしまう。傍から見たら「もったいない」生き方をしているということは、案外よくあるのではないかと思う。   映 … 続きを読む

秘密のヴェール ―― 沈黙の輪郭

沈黙を形づくるもの   私の過去には、声を上げて語ることをためらう出来事が少なくない。 言えない話と、言わない方がよい話、そして言いたくない話。 それらは形を変えながら私の沈黙をつくり、今の私という人間の輪郭の一部を形づ … 続きを読む

私のエッセイ

昼寝をして夢を見た。夢の中で書きたいと思いついたテーマが浮かんだ。それをつい忘れそうになった私は、必死にパソコンを開いて取り急ぎタイトルだけ打ち込んで保存をした。そこで目が覚めた。結局そのテーマは覚えていない。   こん … 続きを読む

空白の高度

自分の才能はもう枯れてしまったのか――。 ここのところ、創作の高度が低く、ずっと低空飛行が続いている。今日も地上すれすれで、機体の腹を民家の屋根に擦りそうな感覚のまま、座席ベルトを締め直し、覚悟を決めて操縦桿を握りしめて … 続きを読む

書くことが私を変えた一年間の軌跡

一年前の今日、私はペンを執った。生まれて初めてエッセイを書くことになった。毎日ひとつのテーマについて、自分の知力と感情を絞り出し、生きた言葉で文章を綴り切ることは、私にとって大きな挑戦だった。   私は長い間、自然科学の … 続きを読む