エクセルで一生を俯瞰する ― 壁面の人生年表

私はA3の用紙を縦にして、エクセルを使った詳細な「人生年表」と言う物を作っている。 縦軸は年だ。 私の生まれた1952年から2037年まで85年間で調度縦軸が一杯になる。 生まれてからの年表なので0歳から85歳までをカバーする。

 

横軸は、まず左から家族4人、愛犬2匹、父と母、姉の年齢欄がある。

次に自分の学校・職場、妻の職場欄があり、更に居住地、習得した外国語欄がある。一番右にパーソナル・ライフと称した欄があり、人生のイベントやプロジェクトの欄がある。

(エクセルで作る人生年表の最上部)

 

私の人生が仕事より自分で決めたイベントやプロジェクトが大事だったので、この様な構成になっている。 作成する人の生き様・スタイルにぴったり合った欄構成を考えれば良いと思う。 幼少期~中学生時代はあまり記入する物はないだろうが、それ以降特に社会人になった以降は、誰でも振り返ると色々と特記すべき事があると思う。

 

この表は、毎年その年の年齢の行を書き足すと同時に、過去からの流れを見直して必要があれば一部修正をしている。 この一年は自分にとって何だったのか、それまでの人生を俯瞰して見直す良い機会だ。 そして新しく印刷し直した物を、ラミネート加工して壁に貼ってある。 とても役に立ってくれている表だ。

 

プロジェクト欄の行は人生の流れでまとめた方が良い期間(年)は、その数行だけを上下に結合して内容を記入して色を変えて塗りつぶす等すると、今までの人生の大きな流れが一目瞭然となって、どう生きて来たかがビジュアルに把握可能だ。 流れは頭で分かっているのだが、こう言う表では、ある事をしていた一区切りの区間が同じ色に塗りつぶす事によって、自分はどんな事に「比重」を置いてどの様に生きて来たのかがひと目で分かる様になる。

(壁に貼ったラミネートした年表)

 

全体感を感じられ把握する事ができるのがまずはこの年表のメリットだ。 更に自分が幾つで何をしていた時に、横軸に設定したどの人が幾つであったのか、そしてその時妻は何をしていたのか、と言う様な大切な人達との相対関係が即座に分かるのが便利だ。 この相対関係の確認は、一番多用するとても便利な機能だ。 この壁に貼った年表は手放せない存在だ。

 

この表はなんでも整理をする事が好きな私の特性が作り出した物で、そんな事は面倒臭いと感じられる方も多いかもしれない。 ただ、この年表は自分があの世に行った後、残された家族や子供達にとって大切な「宝物」にもなるに違いない。 この年表をじっと見ていると、色々な事が想い出され、故人の人間像がありありと浮かんで見えて来るからだ。

 

流行りのAIに「年表のメリット」を尋ねてみた。 そしたら私が体験した事とほとんど同じ事が回答された。 以下の6点だ。

 

・人生の「全体感」を一目で把握できる

・時間の流れを実感できる

・人との関係性が立体的に見える

・過去の選択を冷静に捉え直せる

・これからの時間を考える材料になる

・壁に貼ることで、思考が日常に入り込む

 

益々自信を持ってお勧めしたい。

 

このエクセルで作ったA3サイズの表の最終行は2037年で私が85歳の時だ。

これ以上生きる事は残念ながら「紙面の都合上」想定されていない。

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