欲望の美学:利己主義に収斂する世界

世界はいま、国家レベルでの利己主義化という構造変化のただ中にある。 米国は従来の国際秩序の維持役を放棄し、右傾化と排外主義を強め、国境に壁を築き、移民の流入をかつてないほど拒絶している。かつて「自由と寛容」の象徴であった … 続きを読む

社会のお荷物となった日から、人生の余白が始まった

私が現役を引退してからちょうど一年と四か月が経つ。この期間に去来した感情は一様ではなかった。その空虚感の底には、長年私の中で共存してきた二つの価値観の対立が、静かに横たわっていた。   最初に訪れたのは、「社会のお荷物に … 続きを読む