太陽活動とDX伝搬

【このページの最終更新日:2010年6月29日】

黒点の数に象徴される太陽活動の活発さは、そのまま地球の電離層の密度に影響を与え、それが短波帯でのDXへの良好な伝搬を実現する事は周知の事実であります。 太陽活動の活発さを示す指数は色々ありますが、何と言っても太陽黒点指数(Sun Spot Number)が基本である事は言うまでもありません。

以下は、SSNの過去約100年間の推移を示したグラフを基に、考察を加えたものです。





良く太陽黒点は11年周期で変動すると言われていますが、信頼度の高い過去100年近い観測データから、平均 10.4年周期で変動している事がわかります。

■未曾有の好コンディションでアマチュア無線界が沸き立ったサイクル19(1958年ピーク)を中心に、約95年周期でその ピーク達のレベルも変動している事がわかります。
2008年の8月は一カ月間ひとつも太陽黒点が観測されず話題となりましたが、過去をたどると同じ現象が1913年 にありました。 まさに2008年は「95年に一度の」最低のSSN周期に当たってたことがわかります。

■今後の47年間はピーク毎にSSNのレベルは上昇して行くようです。 その上昇カーブの始まるとなる第一波のピークが次のピーク(サイクル24)で、今までの流れから2012年と読み 取れます。 但し全体95年周期の波動の最初のピークですからSSNは100以下と低調なレベルに留まるでしょう。


当局がいつも「真空管であれこれとアマチュアが研究と実験と自作で活躍した1960年台はアマチュアの原点だ!」 と騒いでおりますが、SSNも1960年台がサイクル19がまさに極大期でした。 歴史に残るアマチュア無線の1960 年台だったんですね!

次は? 2055年だ!!! あはは~~ 絶望的!

ところで余談になりますが、このSSNの波動、実は景気の波動と恐ろしく一致しているのを御存知でしょうか? 1929年の世界大恐慌、サイクル19は1953年の朝鮮動乱の特需に支えられた戦後の爆発的好景気の波と一致してい ます。 そして昨今の底を知らない悪景気・・・ 世の中はすべて宇宙が支配している? そして全ては波動が支配している? 我々は「科学」でそれが立証でき ないので迷信や戯言だと片付けているだけ? 「科学」が全てだとしたら、科学の歴史は余りにも浅 くないか? 今の科学が解明している世の中の事象はほんの数パーセントにも満たないんじゃないの?? 医学だって西洋医学がどれだけ解明してる? 東洋医学の方が臨床の場で大きな成果を出しているものはいくら でもあるんじゃないの?
やっぱり あはは~~




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