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             外国語ing My Way
        情報マガジン NO.000031  2005.1.17配信
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■本メルマガの第31号になります。 「マルチリンガル習得へのヒント・シ
 リーズ」の第17回になります。

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「外国語ing My Way」マルチリンガル習得へのヒント・シリーズ(17)
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第17回 ひとりの「恋人」が発揮する3番目の力

「外国語を学ぶのにはその国の恋人を持てばいい」なんて話は昔から良くお聞
きになった事があると思います。 私もその通りだと思います。 でも既に日
本人の恋人がいる方や愛する配偶者をお持ちの方には「そんな事言ったってど
うしようもないじゃないの!」と怒られそうです。 しかし心配には及びませ
ん。 必ずしも恋人である必要はないからです。

本シリーズの「第7回:学ぶエンジンを始動させフル回転させるもの」中で、
一人の親しい人間との出逢いが、学ぶエンジンを始動させフル回転させるのだ
と言うお話をしましたし、「バイブル・シリーズ」の中でも、私自身、自分が
手がけてきた外国語の習得の歴史には、必ずその外国語毎にきっかっけを作り
私を育ててくれた人の存在があったと言うお話しをしました。

外国語の習得で一番大事な事は「その言葉で絶対にコミュニケーションをはか
りたい、と言う強い情熱を持つ事」であると繰り返しお話して来ましたが、こ
の基本に改めて立ち返って見ると、そこには必ず「コミュニケーションの相手
方」が存在している事が前提である事にお気付きになると思います。 だから
こそコミュニケーションを図る相手たるひとりの大切な人との出逢いが、エン
ジンを始動させフル回転させる事につながる訳です。 一人の人間との出逢い
は、外国語を学ぶに十分たるきっかけとエネルギーを与えてくれるのです。

しかし、それは単に起爆剤とガソリンをもたらしてくれるだけでは留まらない
のです。 それは、百冊の参考書にも勝る「質」を提供してくれるのです。 
今回は私の体験の中からいくつか掻い摘んでお話をしてみましょう。 


※まず最初は学生時代に習得した英語の時です。
「バイブル・シリーズ」で詳細をお話した様に、その時に私を育ててくれたの
はアメリカのアラスカ州アンカレッジに住む私より20歳ほど年上のRayさ
んと言う方でした。 アマチュア無線を通して知り合い、私の大学生時代の4
年間、ほぼ毎日2時間から長いときは4時間近くも無線でお話の相手をしてく
れた方です。 よくもそれだけ話す話題があったかと思いませんか?(笑) 
ですから話題はありとあらゆるテーマに及びました。 アマチュア無線の技術
の話もあれば、お互いの家族の話し、お互いの国の文化、慣習、はたまた政治
・経済にまで話が及ぶこともありました。 そう言った会話の中で、彼は私に
色々な局面で色々な英語表現も教えてくれました。 いわゆるColloqu
ialismです。 決してどの教科書や参考書にも出て来ないような表現で
す。 Rayさんのお陰でどれだけ豊かな表現方法を学ぶ事が出来たか、その
恩義には計り知れないものがあります。 

しかしRayさんが私にしてくれた事は、単に新しい表現を教えてくれると言
う事だけではありませんでした。 外国語の習得上、Rayさんが私に果たし
てくれた役割の偉大さは、私の話す英語の間違いをいつも愛情を以って指摘し
続けてくれた事にあったと思います。 私がアマチュア無線で交信を楽しんだ
相手はもちろんRayさんだけではありませんでした。 Rayさんと交信を
しない時間帯には、他のアメリカの無線局と随分交信をしました。 ほとんど
の場合30分から1時間位の交信です。 それだけ時間があると結構色々なお
話ができます。 中には交信するのが2度目、3度目の方もいて、Rayさん
との定時交信とは違ったアメリカ人の世界へのコミュニケーションの拡がりに
心を躍らせていました。 その局数は大学4年間の間だけでも、およそ数千局
に及んだと思います。 彼らはいつも私の英語を褒めてくれましたが、残念な
事に彼らの中に私の英語の間違いを指摘してくれる人はひとりもいなかったの
です。


※次はスペイン語の時です。
私が32歳になって、勤務していた銀行からスペイン留学を命じられました。
私はマドリッドの北西200キロ位の所にある、かつて一度スペインの首都で
あった事のある、もっとも正しいスペイン標準語が話されているとされるカス
ティージャ地方の代表的都市であるヴァジャドリッドの大学で学びました。 
私はそこでわずか一年半の間に、片付け物をしながらテレビのニュースを流し
て聞いていても、ちゃんと内容を正しく理解できる程までになってしまいまし
た。 それまで英語を少なくとも学生時代だけでも10年近くかけて学んだ事
を考えると想像を絶する速さに違い有りません。 もちろん、実際にその国に
住んでほとんど日本人もいない環境で生活をしたのですから、圧倒的に習得が
速いのはあたりまえの事です。 しかし、それを考えに入れても、私は他の留
学生達と比べてかなり習得度が高かったと思います。

私にはそれが何故であるかわかっています。 親しいスペイン人の友達の存在
です。 「バイブル・シリーズ」の中でお話ししたように、スペインに暮らし
始めて何ヶ月か経った頃、私は本当に心の底からスペインとスペイン人を愛す
るようになっていました。 そうなると不思議なものです、スペイン人学生の
中にも、私を心の底から慕ってくれる者たちが出て来たのです。 男子学生に
も女子学生にもいました。 そう言った彼らがどれだけ私のスペイン語習得の
力になってくれたかには、計り知れないものがあるのです。

彼らはどんな時でも、それこそ徹夜でディスコで遊んで明け方フラフラになっ
てバル(居酒屋)でホットチョコレートをすすっている時でも、私のスペイン
語の誤りを見過ごしてはくれなかったのです。 「それは違う!まるでダメだ
!」と、怒るのです。(笑) また、親しかった女子学生は、全然違った形で
私の学習を支えてくれました。 男子学生のようにストレートに鞭を振るうの
ではなく、まるで母のようにあとでそっと間違いを教えてくれるのです。 例
えばレストランで食事をしている時、私が年配のウエイターに声を掛けたとし
ます。 ウエイターが用事を済ませ、立ち去ったあとで小さな声でそっと優し
く教えてくれるのです。 「今の呼び方はだめ。年上の人にとても失礼な呼び
方だから。 ○×△って言わなきゃダメなのよ。」と。 彼らの存在がなかっ
たら今の私のスペイン語はないと断言できるほど、彼らの存在は大きく、あれ
から20年経った今も感謝の気持ちを忘れた事がありません。


※次は韓国語の時です。
韓国語を学んだ時にも私の友達は大変力になってくれました。 韓国でのいき
さつについても「バイブル・シリーズ」でお話しましたが、初めての韓国出張
で会社の仲間と訪れた飲み屋で知り合った女性が、その後長い間にわたり良き
先生になってくれました。 短い出張で全く言葉を知らない世界でそんなきっ
かけができたのは、彼女自身が日本に興味を持ち、独学で日本語を学んでいた
おかげでした。 当然最初は100%日本語でのコミュニケーションで始まっ
たのですが、私が韓国語を身に着けて行くにつれ、韓国語が交ざる比率が高く
なって行った訳です。 そして最後には100%韓国語でコミュニケーション
をするようになったのです。 

今ではたまに韓国に出かけた時にしか会う事もなくなってしまいましたが、た
まに会う機会があると、おもしろい事に彼女は100%日本語で話し、私は1
00%韓国語で話すと言う、なんとも奇妙なコミュニケーションが始まるので
す。(笑) お互いがお互いの国を愛し、そして相手には自分の心を相手の国
の言葉で伝えたいと言うお互いの思いやりを大切にする気持ちがそんなコミュ
ニケーションの形を生み出しているのかもしれません。

今でも私は彼女には頭が上がらない位感謝しています。 彼女との出会いがな
かったら、自分はあれだけ韓国に燃えただろうか、あれだけ韓国語学習に熱中
し今ほど韓国語を話すようになっていただろうかと思うからです。 

彼女は間違いなく私にとって起爆剤でありガソリンでありましたが、それと同
時に誰よりも優れた「先生」でありました。 しかし、彼女は英語を学んだ時
のRayさんや、スペイン語を学んだ時の男子学生・女子学生の親しい友達と
はスタイルが明らかに異なっていました。 初めて書いたのハングルの文章の
時から、いつも「すごいね、すごいね!」と褒めてくれるのです。 そしてい
つも書いたり話したりする言葉を喜んで読んで聞いてくれるのです。 そう言
われると悪い気はしません。 新たな意欲が湧いて来るのすら感じます。 し
かし、手放しでは喜べません。 彼女は続けてこう言うのです。 「可愛いね
! 本当に岡さんの韓国語は可愛いね!」と。 

こう言われて喜ぶ人もいるかもしれませんが、私はとても素直に喜べませんで
した。(笑) そう言われると言う事は、私の韓国語が普通に慣用的でなく、
その意味で正しくないと言う事だからです。 私の中では傷つけられたプライ
ドが(笑)ムラムラと自分に対する怒りとなって持ち上がって来るのです。 
そしてそんな事だけは決して言われたくないと言う思いがとてつもなく高まる
のです。 彼女の優しい(?)警鐘のお陰で、私は正しい表現を探ることにな
ります。 探ると言っても最後は結局彼女に聞く事になります。 彼女は笑い
ながら「普通はこう言うかな?」と言って教えてくれます。 こんなやりとり
のお陰で、私はかなりのスピードで生きた韓国語を身に着けられたような気が
します。


※もうひとつ、現在習得中の中国語です。
私が学んで来た他のすべての外国語の時と同様に、やはり起爆剤となりガソリ
ンとなった中国人の友人がいました。 その友人は妥協も許さず厳しく中国語
で話しかけ、一度教えてくれた言葉を忘れていたりすると「なんで教えたのに
忘れちゃったの!」と決して許してくれません。 時々いい加減に会話をする
事すら面倒くさくなってしまう時があるくらいです。(笑) 間違えば必ずそ
の場で徹底的に直されます。 「うんうん、わかった」では決して許してくれ
ません。 ちゃんと発音しなおして合格するまで解放してくれないのです。 
私が学んで来た6つの外国語(英語・スペイン語・タイ語・韓国語・タガログ
語・中国語)の中で、話す事が最も難しい言語である中国語の発音の習得に、
おそらくその友人が絶大な力になってくれている事に疑念をはさむ余地はあり
ません。


こうやって振り返ってみると、一人の親しい現地の友人にまさる先生はいない
事がわかります。 どんな優れた学校で授業を受けるよりも、どんな優れた参
考書を数十冊積み上げるより、一人の自分の事を大切に思ってくれる現地の友
人にまさるものはないのです。 その存在は外国語の習得の上で、3つの大切
な役割を果たしてくれるのです。

1.その人と絶対にその外国語でコミュニケーションをしたいと言う強い情熱
  を引き起こす「起爆剤」

2.苦しい勉強に、決して諦めないモチベーションを燃やしてくれる「ガソリ
  ン」

3.寸分の間違いも許してくれない愛に満ちた厳しい指導をしてくれる「最強
  の教師」(「質」)

理由は簡単です。 彼らは誰よりも本気であなたが自分の国の言葉を上手に話
してくれることを望んでいるからです。 そうしようとしているあなたを誰よ
りも本気で助けたいと思っているからです。 

色々ある人間関係の中で恋人ほどこの気持ちを強く持ってくれる人はいないで
しょう。 しかし恋人だけがすべてではありません。 私の英語の習得過程で
は私を支えてくれたのは20歳年上の男性でした。 スペインでは、恋人であ
ったかなかったかはともかくとして(笑)、Margaritaと言うひとり
の女子学生が私を支えてくれましたが、同時にRicardoと言う男子学生
も同じように私を支えてくれました。

外国語の習得は、まずその国とその国の人達を愛する事から始まります。 そ
してその気持ちに感動してしてくれる人と出逢った時、あなたはその外国語マ
スターへのパスポートを手にするのです。

(第18回に続く)

それでは皆さんまた来週!


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ビジネス(正業・副業)に興味のお持ちの方へ!
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関東地方またはその周辺にお住まいの方:(その他の地域の方でも熱意をお持
ちの方であればご相談に乗ります)

・副業でしっかり稼いでみたい。だけど本業には絶対に影響を与えたくない。

・だからと言って、怪しい仕事や、誘い文句ばかりでリスクがあったり在庫を
 抱えたりノルマがあったりするのは嫌だ。 そんなので苦労した友達の話を
 聞いた事があるし、そんな話はそこらじゅうに転がっている。

・強制されるのは一切嫌だ。あくまでも自分のペースでやりたい。

・特にかつて問題となった「ネズミ講」なんかはもっての他だ。 社会的にも
 法的にも倫理的にも問題のあるものは論外だ。 自分はそんな軽率な人間じ
 ゃない。

・変なビジネスで友達を失ったなんて話は良く聞く。 そんなのはごめんだ。
 もし仕事を通じて友達に感謝され、新しい友達がたくさん増えると言うので
 あればそれは素晴らしい。

・できたら社会貢献にもつながる意義のある仕事ならさらに素晴らしい。

・何よりも明るく楽しく打ち込める仕事であって欲しい。 楽しくない事、辛
 い事、暗い仕事は嫌だ。

・本業としても本格的に取り組めるものであればなお良い。

「これら全てを満たし、毎月数十万〜百数十万円の収入が得られる夢のような
ビジネスがあります!」と言ったら信じられますか? 普通は「そんなうまい
話があったら誰も苦労しないよ!あはは!」と一笑に付されるでしょうね。

私「外国語ing My Way」の岡 浩一郎が、ここに責任をもって「あります!」
と断言致します。 素晴らしいビジネスです。 「目から鱗」のビジネスと言
っても過言ではありません。 世の中は急速に変化しています。 変化とは「
今まで有り得なかった物が、現実の物となり常識になって行く」事なのです。

私は、自分の人生に更に「夢とロマン」を追求する為に、今、全精力を傾けて
このビジネスに取り組んでいます。 

私と一緒に「楽しく」ビジネスを楽しんでくださるビジネス・パートナーを求
めています。

性別・年齢・経験は関係ありません。(ただし成人で、学生ではないこと) 
現在のパートナーの方には70歳以上の方もおられるし、性別では女性の方が
活躍されているくらいです。 家庭の主婦の方も大変活躍されています。 も
ちろん、サラリーマンの方、自営業の方、脱サラされた方も大活躍されておら
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ご興味のおありの方はお気軽に私あてメールをお寄せください。 ご説明・ご
紹介させていただきます。 当然の事ながら、私から無理にお願いする様な事
ご負担をお掛けする様な事は一切ございません。 お約束しておきます。 お
話だけでも聞いてみませんか。


■このメルマガで皆さんとお知り合いになれたのも一つの縁ですが、その縁を
ステップに更にお互いの人生にとって有意義で楽しい係わり合いを持ってお付
き合いさせて頂く事になればこんなに幸せな事はないと思っています。 人生
に前向きに取り組んでみようと考えられておられる方、是非お気軽にお声がけ
下さい。

■静かにそして熱く、メルマガ読者の皆さんとのビジネスの輪が拡がりはじめ
ています。 先週はとうとう大阪にもその輪が拡がる事になりました。 関西
地方では、特に外国語が好きな方々を中心に輪が拡がって行けばいいなぁと思
っています。 お陰様で(?)私もこれから定期的に大阪に「出張」し、パー
トナーの皆さんと交流や情報交換の場を持たせて頂ければいいなぁと思ってい
ます。 なんだかとても楽しくなりそうです!


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