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             外国語ing My Way
        情報マガジン NO.000026  2004.12.13配信
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           メール:jr1maf2@ki.rim.or.jp
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 シリーズ」の第12回になります。 

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「外国語ing My Way」マルチリンガル習得へのヒント・シリーズ(12)
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第12回 自分の現在位置を把握しながら黙々と闘うべし

このマルチリンガルへのヒントシリーズも12回を迎えました。 「バイブル
シリーズ」でのお話も含めるとこれまで大分色々なお話をして来ましたが、こ
こらで少しひとつの外国語学習の全体観のお話をしてみようかと思います。 
どのようなステップと流れでひとつの外国語をマスターして行ったら良いかと
言うお話です。

だいたい誰もがひとつの事にチャレンジしていて問題となって立ちはだかるの
は、「いったい何時になったら完成できるんだろう」と言う、未知への挑戦に
つきものの不安感でしょう。 ましてや独学となるとその感はひとしおです。
しまいには「こんな事やっていて、果たして自分にはできるのだろうか、もう
無理なのではないだろうか」と思い込んでしまう事だってある事でしょう。

終わりの見えない闘いほど辛いものはないでしょう。 自分が勝利への道のり
のどの辺りをどちらに向かってどの位の速さで進んでいて、いつごろ終わりが
くるのがわかっていれば、そんな不安感は随分と拭われるのではないでしょう
か。

「バイブルシリーズ」の中で2ヶ国語目は1ヶ国語目よりも、3ヶ国語は2ヶ
国語目よりもぐっと楽に学ぶ事ができると言うお話をしましたが、その理由の
ひとつが「自分の外国語学習の段取りと全体観を会得している」と言う点があ
げられます。 へばらないのです。 あごが出ないのです。 ただ黙々と自分
が信じる道をひたすら走り、「予想通り」に目の前に現れてくる障害物をひと
つひとつ乗り越えて行けるからなのです。

外国語の習得にはおそらく色々な方法があるのだと思います。 私は言語学者
でもないし、教育者でもないので、万人にとって何が一番効率的なのかはわか
りません。 しかし、この流れを守れればしっかりと効率的に身につける事が
できると言う方法は経験的にわかっています。

「バイブルシリーズ」を含め、今までお話した事の中に、そのひとつひとつの
ステップに関するお話の多くが含まれています。 振り返って見直してみまし
ょう。 およそ以下のような流れになります。

1.アルファベットを一通り読み書きできるようにする

2.その言語の基本的な発音、その変化のルールを覚え、実際に正しく発音で
  きるようにする

3.基本的な文法を整理して頭に叩き込む

4.基本的な単語を覚える

5.基本的な文章構造を身につける

6.慣用句を覚える

7.色々な単語を覚える(誰もが日常的に使う単語を中心に出来る限りたくさ
  ん覚える)

8.手紙の書き方を学ぶ(個人間で交わす利用頻度の高い内容を中心に)

9.ビジネスレターの書き方を学ぶ

10.時事用語を覚える

荒っぽいくくり方かもしれませんが、だいたいこの様なステップ感で勉強を進
めて行くと、かなりのレベルに到達しているのではないかと思います。 では
各ステップについて若干説明を加えて行きましょう。

1.アルファベットを一通り読み書きできるようにする
 →文字通り「『いろは』の『い』」です。 何も考えないでとにかく練習し
  て覚えます。 ひとくちにアルファベットと言っても、タイ語やアラビア
  語の様な極めてユニークな文字を持った言語の場合はかなりの時間を要す
  るかもしれません。

2.その言語の基本的な発音、その変化のルールを覚え、実際に正しく発音で
  きるようにする
 →子音・母音・それらの複合音などの基本的な発音に加え、それらが連なっ
  た時、組み合わさった時の独特の変化(リエゾンとか、流音化とか)のル
  ールを覚えます。 基本的な発音については、退屈ですがとりあえずCD
  を元に練習をしておきます。 しかしこの段階で完成させる必要はありま
  せん。 発音は学習の全段階を通して繰り返し練習をして完成させて行っ
  ても遅くないし、事実その位時間をかけないとなかなか身に着きません。

3.基本的な文法を整理して頭に叩き込む
 →こまかいものは無視して基本的な文法に絞って構いません。 ただし文法
  テキストは端から端まで目を通して、これぞ基本だと思われる物を選び出
  し、自分の頭の理解できる構造にあわせた形で再編・整理し、表などにま
  とめると良いと思います。 それらをいつも持ち歩き、自信が持てるまで
  頭に叩き込んで置きます。 これ以後は文法書は開かないぞ、位の気持ち
  を持つ事が大切です。 本来は文法は実践の文章の中で自然に結果として
  覚えるべきだからです。

4.基本的な単語を覚える
 →この段階では語彙を拡げることにこだわる必要はありません。 文章を学
  んで行く上で、「サンプル」としてある程度単語が必要だから覚えるので
  す。 日常的な基本単語にしぼって一通り覚えるようにすると良いと思い
  ます。

5.基本的な文章構造を身につける
 →文法で学んだいくつもの基本的な文章構造の実例にたくさんあたり、出来
  る限り暗記するように努めます。 ひとつの基本文章構造について最低1
  0以上の文章を理解し、最低3つは丸暗記するようなイメージでとりかか
  ると良いと思います。 暗記とは諳んじて唱えられるだけでなく、諳んじ
  て書けることも意味します。

6.慣用句を覚える
 →その人の外国語が上手く聞こえるか聞こえないかは、慣用句を使いこなし
  ているか否かにかかわっていると言っても過言ではありません。 利用頻
  度が高そうなものからできるだけたくさん覚えるようにチャレンジすると
  良いと思います。 この中には日常的な決まり文句(例えば挨拶など)も
  含めます。 これによって、身に着けた基本文章構造は飛躍的に活性化し
  生き生きとした実践力のある文章を作れるようになって行きます。

7.色々な単語を覚える(誰もが日常的に使う単語を中心に出来る限りたくさ
  ん覚える)
 →俗に言う「語彙の増加」です。 どの外国語にも単語集が出版されていま
  す。 日常的に使用される単語でカテゴリーが多岐にわたって分類・整理
  されているものを選ぶと良いと思います。 できるだけ例文が掲載されて
  いるものが効果的に学習できます。 単語の中には実際に例文をみないと
  その働きや意味がわかりにくいものがありますし、もともと文法も慣用句
  も単語も、外国語と言うのは「文章」の中で丸ごと覚えるのが基本だから
  です。 「旅行用」とか特定のシーン用に編纂されたものは避けます。 
  やたら単語数だけを競ったような物ではあまり意味がありません。 それ
  なら簡単な辞書を買って頭から覚えて行くのとあまり変わらなくなってし
  まいます。 単語集は全参考書の中で一番愛すべき存在です。 この本だ
  けはボロボロになって朽ち果てて製本がバラバラになるまで、ページが擦
  り切れて印刷文字が見難くなるまでマーカーで線を入れて骨までしゃぶり
  まくります。 

8.手紙の書き方を学ぶ(個人間で交わす利用頻度の高い内容を中心に)
 →会話とは違った、ややフォーマルな文章を学びます。 各言語に特有の手
  紙の書式、決まり文句などを学び、友人などを相手に簡単な手紙をそつな
  く交わせるようにします。 「手紙の書き方」の参考書は各言語毎に出版
  されていますので、簡単に学ぶ事ができます。 手紙はとにかく実際に書
  くことです。 今はe−mailがありますから、その気になれば相手を
  探して手紙を交わすことは難しくないでしょう。 実際に交わすことによ
  って、相手からの返信から大変たくさんのポイントを学ぶ事ができます。
  生きた教材です。 是非手紙(e−mail)を交わす事を実行されると
  良いと思います。

9.ビジネスレターの書き方を学ぶ(必ずしもビジネスで通用するレベルを目
  指すのではなく、やや改まった書面を書けるようにします)
 →色々な局面で恥をかかない為には、フォーマルな文章表現を身に着ける必
  要があります。 必ずしもビジネスで使える文章と言う事である必要はあ
  りません。(それはその言葉で仕事に就いた時、就きたいと思った時に改
  めてその業界の専門用語を含めて学んで置く必要があるでしょう) 例え
  ば通信販売で海外のメーカーに製品の照会や、発注、クレームなどが自由
  に書けるようになる事をめざします。 「商業文の書き方」のような参考
  書があればそれから学ぶ事ができます。 そう言った教材が見つからない
  言語の場合は、インターネットのWebサイトをご覧になる事をお奨め致
  します。

10.最後のブラッシュアップは時事用語です。 新聞、ラジオ、テレビのニュ
  ースに良く出てくる用語を出来る限りたくさん覚えます。 その国の言葉
  を学んでも、その達成度のバロメーターはテレビのニュースだと思ってい
  ます。 テレビ・ニュースが完全に理解できる方は正真正銘の卒業者でし
  ょう。 しかしこれは一朝一夕で達成できるものではありません。 まし
  てや日本に居ながらにして机に向かったままでそこまで到達するのは至難
  の業と言って良いでしょう。 

  日常会話で何一つ不自由がなく、手紙も自由に書けるのにテレビ・ニュー
  スとなると一部しかわからないと言う方はたくさんいます。 むしろその
  位のレベルまでが、「努力次第で誰でも容易に到達できるレベル」と言っ
  ても良いかもしれません。 自分のマルチリンガルのレパートリーのひと
  つとして学んでいる言語であれば、おそらくそのレベルで「良し」として
  も全く後ろ指は指されないと思います。 

  ただ自分のレパートリーの中でも、重点を置きたいと思う言語であるのな
  ら、そこからが勝負と認識すべきです。 淡々と黙々と新聞などを材料に
  語彙を増やす努力を継続します。 「継続は力なり」と言う言葉を地で行
  くようなものです。 ノートを作って行くのですが、何日もかけて何ペー
  ジ書き進んだら必ず復習を繰り返すようにして行きます。 始めの内は、
  良くぞこれだけわからない単語があるものだと思うくらい、それこそ新聞
  からうじ虫が湧くように出てきます。 そして書き留めても書き留めても
  わからない単語が続きいつまで経っても読解力が増したとは思えません。
  それでも決して諦めてはいけません。 毎日毎日続けていれば、何ヶ月か
  経ったころ、必ず急に自分の新聞の読解力がはじけて、楽に読めるように
  なったのを感じるはずです。 テレビ・ニュースやラジオ・ニュースを聴
  いてもかなり聴き取れるようになったのを感じるはずです。 ここは自分
  との根競べだと思って頑張る正念場なのです。 

  ここでかなりの成果を上げる事ができると、単に新聞やニュースが分かる
  ようになっただけではない事に気が付きます。 ネイティヴの方と色々な
  難しいテーマで議論しても、しっかりと相手の考えを理解し、こちらの意
  見も正確に表現できるようになっていることに気が付くでしょう。 時事
  用語と言っても、ここでは広い意味で新聞、ニュースに出てくる用語全般
  を言っていますので、範囲は大変広範で政治・社会・経済・文化など、い
  わゆる知識人としての教養の領域を網羅しているのです。 この領域を制
  覇することによって、その言葉の世界で始めて胸を張って自由にコミュニ
  ケーションをはかって行ける様になるのです。

(第13回に続く)


それでは皆さん、また来週!

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ビジネス(正業・副業)に興味のお持ちの方へ!
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関東地方またはその周辺にお住まいの方:(その他の地域の方でも熱意をお持
ちの方であればご相談に乗ります)

・副業でしっかり稼いでみたい。だけど本業には絶対に影響を与えたくない。

・だからと言って、怪しい仕事や、誘い文句ばかりでリスクがあったり在庫を
 抱えたりノルマがあったりするのは嫌だ。 そんなので苦労した友達の話を
 聞いた事があるし、そんな話はそこらじゅうに転がっている。

・強制されるのは一切嫌だ。あくまでも自分のペースでやりたい。

・特にかつて問題となった「ネズミ講」なんかはもっての他だ。 社会的にも
 法的にも倫理的にも問題のあるものは論外だ。 自分はそんな軽率な人間じ
 ゃない。

・変なビジネスで友達を失ったなんて話は良く聞く。 そんなのはごめんだ。
 もし仕事を通じて友達に感謝され、新しい友達がたくさん増えると言うので
 あればそれは素晴らしい。

・できたら社会貢献にもつながる意義のある仕事ならさらに素晴らしい。

・何よりも明るく楽しく打ち込める仕事であって欲しい。 楽しくない事、辛
 い事、暗い仕事は嫌だ。

・本業としても本格的に取り組めるものであればなお良い。

「これら全てを満たし、毎月数十万〜百数十万円の収入が得られる夢のような
ビジネスがあります!」と言ったら信じられますか? 普通は「そんなうまい
話があったら誰も苦労しないよ!あはは!」と一笑に付されるでしょうね。

私「外国語ing My Way」の岡 浩一郎が、ここに責任をもって「あります!」
と断言致します。 素晴らしいビジネスです。 「目から鱗」のビジネスと言
っても過言ではありません。 世の中は急速に変化しています。 変化とは「
今まで有り得なかった物が、現実の物となり常識になって行く」事なのです。

私は、自分の人生に更に「夢とロマン」を追求する為に、今、全精力を傾けて
このビジネスに取り組んでいます。 

私と一緒に「楽しく」ビジネスを楽しんでくださるビジネス・パートナーを求
めています。

性別・年齢・経験は関係ありません。(ただし成人で、学生ではないこと) 
現在のパートナーの方には70歳以上の方もおられるし、性別では女性の方が
活躍されているくらいです。 家庭の主婦の方も大変活躍されています。 も
ちろん、サラリーマンの方、自営業の方、脱サラされた方も大活躍されておら
れます。

ご興味のおありの方はお気軽に私あてメールをお寄せください。 ご説明・ご
紹介させていただきます。 当然の事ながら、私から無理にお願いする様な事
ご負担をお掛けする様な事は一切ございません。 お約束しておきます。 お
話だけでも聞いてみませんか。

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登録解除  http://www.ki.rim.or.jp/~jr1maf2/gmyway/
ご意見・広告掲載など  jr1maf2@ki.rim.or.jp まで
発行人 MAFNET 代表 岡 浩一郎
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