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             外国語ing My Way
        情報マガジン NO.000011  2004.8.23配信
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連載記事:「外国語ing My Way」バイブル・シリーズ(11)
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(3)「愛」とは

「愛すれば心の扉が開」くと言っても、あまりにも美しい表現過ぎて(笑)、
抽象的な感じがして、具体的にいったいどうしたら良いのか分かりにくいかも
しれません。 もちろん、相手が異性で本当に恋愛関係になってしまえば良い
のでしょうが、そううまい話が何処にでもころがっている訳ではありません。
もう少し具体的にお話してみましょう。

一般的に外国人と接する時は、どんなに意識していても表面的なやりとりで満
足してしまいがちです。 ましてや文化的にも島国である日本人にとって外国
人は特別な存在であり、無意識のうちに同じ日本人同士と接する時とは異なる
接し方をしている場合が多いのです。 これが、ともすると表面的なやりとり
で満足してしまう結果につながってしまうのです。

外国人と一緒に過ごす機会があって、その国の言葉を頑張って話し、とても楽
しい時間を過ごして来たとして、多くの場合、「その国の言葉を使えて楽しい
時間を過ごせた」事に感激と満足感を覚えます。 もちろん、それはそれで素
晴らしい事で、またそんな機会があったら何度でも飛び込んで行くべきです。
得る事、学ぶ事が大いにあるに違いありません。 その集まりでは、他にも同
じような日本人がいたかもしれません。 その人達も一生懸命会話を楽しみ、
有意義な交流の時間を過ごして来たのだと思います。 私の提案は、そこでち
ょっと他の人とは違った接し方をして見ませんかと言う事なのです。 その外
国人の前で裸になるのです。 でも、脱がないで下さい。 心の話です。

時には日本人同士ですら、初めて会った時は相手が自分よりも立派な人物に見
える事があります。 全く知らない人だけに、特に相手が自分と異なる世界で
生きていたり、全く異なる方面の仕事で活躍している人だったりすると、その
傾向は更に強くなります。 ましてや相手が外国人となれば、自分にとって未
知な事だらけの世界の人ですから、余計にその傾向が強くなります。 人間の
印象とはおもしろいもので、こちらがそう思っている時は、相手もこちらに対
して同じように思っているものです。 これではお互いに心の扉を開くどころ
ではありません。

私は犬が大好きで、実際、どんなに汚くて醜い犬でも可愛いと感じてしまうの
です。 私は外で犬に出くわすと、「初対面」であってもそのまま通り過ぎる
事ができず、良く立ち止まって撫でたり話をしたりして、気持ちを通わせてか
ら行きます。 その時に心がけている事が3つあります。 ひとつは、相手の
目から目線を絶対そらさずに微笑み続ける事。 もうひとつは間断なく声を掛
け続ける事。 最後は相手と同じ目線の高さまで(あるいはそれ以下に)しゃ
がみながら近づいて、手は絶対に相手の目より低い位置から伸ばす事です。

この一連の動作は参考にならないでしょうか。 これらはすべて、「相手の警
戒心を解き、自分は相手にとって好意を持つべき存在だと印象付ける」為のも
のです。 ほとんどの場合、この一連の動作で、例えその犬が吠えていたとし
ても吠えるのを止め、みるみる顔から緊張が解けて、最後は下から差し出した
手をクンクン匂いを嗅ぎ、舐め始めてしまいます。

外国人を犬に例えてしまっては大変失礼な話しですが、相手の目を良く見て話
す事はビジネスの世界でも営業の基本と言われています。 そして笑顔で陽気
に話しかける事も営業の基本でしょう。 そして、最後の相手の目線以下に下
がると言う事は、相手に高い位置から全てが見下ろせるようにしてあげると言
う事で、それはまさに「裸になる」事です。 ただでさえ自分自身に対して距
離感を感じているのですから、「自分はなんの変哲もないそこらにいくらでも
いる気さくな凡人なんだ」と言うイメージで、自分の事を飾らず見せてしまう
「勇気」が大切なのです。 たったこれだけの事で、相手の緊張感は一気に解
け始め、相手も飾りを取って自然体の姿を見せてくれるようになる可能性が高
いのです。

さて、大事なのはここからです。 このままで終ってしまっては台無しなので
す。 異国人同士と言うのは、やはり何かにつけて距離があるものです。 わ
からない未知だらけの存在なのです。 ですから一歩間違うと、お互いに「変
な外人」と言う事で片付けてしまうかもしれないのです。 裸になって相手の
緊張を解いて好印象を持たれ距離感を縮めたからと言って、それで信頼関係が
生まれる訳ではないからです。 ヘタをすると「おもしろい外人」と言う事で
「三枚目」で終ってしまうかもしれないのです。

相手が心の扉を一瞬開けて見せてくれた「自然体の姿」を見逃しては行けませ
ん。 なんでも構いません。 自然体の相手の姿の何かを捉えて、それを好意
の目で見て、そこに響くような発言をする事が大切です。 誰も自分の気持ち
をわかってくれて悪く思う人はいません。 やがてその相手はしっかりと心の
扉を開けてくれるに違いありません。

自ら先に飾りを取って、相手の目線より下がり、自分の自然な姿を見せる事、
そして垣間見えた相手の自然体の姿に、自分がまず先に理解を示し共鳴をする
事、実はこれこそがここでお話して来た「愛」なのです。


4.目標は何処にあるのか

「自分の意思や感情を相手に届かせたいと思う熱い情熱」と、相手に対する愛
によって培われる「相手の心に届く表現力」が「外国語のコミュニケーション
力」である事をお話して来ました。 そして私がその「外国語のコミュニケー
ション力」を大切に考えているのは、外国語を自分の人生を豊に広げる為のツ
ールとして捉え、ひとつでも多くの外国語を習得する事がそのツールとしての
価値を大きく飛躍させてくれると考えているからに他なりません。

しかし、この事はとりもなおさず、ひとつの外国語を考えた時に多かれ少なか
れ「妥協」がある事を意味しています。 すなわち、一つの外国語に秀でた完
全なバイリンガリストとしての完璧さを求めるのではなく、実戦的な有効性を
考えて、あるレベルで線を引いて後は放棄する、或いは実践での自然な経験の
積み重ねに基づく習熟に任せると言う事になります。 それではいったい何処
を目指せば良いのでしょうか。 何を何処までやれば良いのでしょうか。

単純に言って、これは言わば費用(時間)対効果の問題です。  語学の学習
は、始めの内はした勉強の量に比例して、ほぼ直線的に効果が上がります。 
しかし、自分を表現する事で押し切って行ける前半戦の上り坂を終え、肩の力
が抜け、相手を理解し自分の表現力を上げる後半戦に入ると、次第に効果の上
がり方は鈍くなって来ます。 自分が納得できる成果を継続的に得る為には、
かなり気合を入れて厳しい訓練を粘り強く続けて行く必要があります。 

日本に30年も40年も暮らしている外国人を見てみると、どんなに日本語が
うまくなっても、ネイティヴ日本人との差を埋め尽くす事は不可能な様です。
特に発音に至っては、悲しいほど高い壁があるようです。 と言う事は、極端
に言うと、いくら時間を掛けても(無限大の時間)ネイティヴと言う終着駅に
は到達できないと言う事であり、逆に言うと、後半戦での学習効果は無限大に
下がって行く事を意味しています。

ひとつの外国語に惚れ込み、それに自分の一生をかけ、無限大にネイティヴに
近づいて行く事を目標にするのも、やりがいのある事かもしれません。 しか
し、例え一生かけても完璧にマスターする事が不可能(に近い)なのであれば
或いはグラフに描いたら右上がりの曲線がどんどん寝て行って、限りなく水平
になって行く(対数曲線)のであれば、そこそこのところで満足をした方が「
費用(時間)対効果」は良さそうです。 ましてや「人生を豊に広げるために
少しでも多くの外国語を身に付けて行きたい」と思うのであればなおさらの事
です。 

私の会社には、中国吉林省出身の朝鮮族の中国人社員が二人います。 彼らを
見ていると、別の観点からその思いを強くします。 彼らは元々朝鮮半島から
中国に入って来た人達で、国籍は中国人ですが血は朝鮮人(韓国人)です。 
従って家庭や近所の人達とは朝鮮語(韓国語)での生活をしつつ、学校では中
国語で育って来ました。 彼らは「完璧」なバイリンガリストです。 彼ら自
身、どちらが母国語がわからないと言っているくらいです。 もちろん、彼ら
のバイリンガル度は、我々が何十年勉強しても絶対に達する事が不可能と思わ
れる、それこそ完璧なスイッチ・ヒッターです。

彼らは好むと好まざるを関わらず、人生を完璧なバイリンガルからスタートし
ている訳です。 人生を豊に広げて生きて行こうと思おうと思わざろうと、既
に完璧なバイリンガリストとして存在しているのです。 もちろん、それは彼
らが特殊な境遇にいる特別な人達だと言ってしまえばそれまでの事かもしれま
せん。 しかし、彼らの姿を見ていると、我々が必要以上に一つの外国語にこ
だわって時間を費やして行く事は決して利口ではないと感ずるのです。 

もちろん「彼らが中国語と韓国語の完璧なバイリンガリストであっても、例え
ば日本語とアラビア語の完璧なバイリンガリストはいたとしても極めて稀だろ
うからそれを目指すのは意味がある」と言うのならば、それはその通りです。
それを目指す事も素晴らしい事でしょう。 私がここでお話ししているのは、
それを否定しているのではなく、外国語を完璧に身に付けると言う事は、それ
ほど特殊な環境で育って来ない限りほぼ不可能に近い事であり、逆にそのよう
な環境に生まれていれば誰でも完璧に身につけられる物だと言う事なんです。

さて、完璧なレベルを目指すのではなく、あるレベルで妥協するとして、その
レベルとは何処にあるのでしょうか。 私は、「自分を表現する事で押し切っ
て行ける前半戦の上り坂を終え、肩の力が抜け、相手を理解し自分の表現力を
上げる後半戦に入ったら」終わりは先の方に見え始めていると考えています。
先にお話した通り、前半戦はほぼ直線的に効果が上がりますが、後半戦に入っ
てからグラフのカーブは水平を目指して寝始めます。 したがって、費用(時
間)対効果の面からも、カーブ(対数曲線カーブ)が寝初めてからしばらく行
った所にベストな点がある訳です。 また、前半戦で自由な自己表現力を身に
付け、自然体で(一台のコンピュータの単独運転で)その外国語の世界で振舞
えるようになっていれば、後は表現力と言う磨きを掛ける後半のステップを一
気に頂点を目指して猛訓練するか、一生掛けてのんびりとレベルを上げて行く
かの選択であるとも言えるからです。

後半戦をどれだけ戦って戦闘前線離脱するかは、ひとえに、その外国語にどれ
だけ重きを置くかにかかっています。 つまり、一口にマルチ・リンガルと言
っても、すべての言語を同じレベルまで戦うのではなく、自分にとってキーと
なる言語を定め、それには自分としての最大限の重きを置くようにすると良い
と思うのです。 日本人の場合、多くは英語がキー言語になると思いますが、
もちろんそれはイタリア語であってもスペイン語であっても構わないのです。
限られた人生の時間の中で、出来る限り身のあるマルチリンガル能力を身に付
けたいと思うのなら、ある言語で一歩も二歩も先まで戦う事によって、他の言
語を習得する際に、迷いの無い効果的な闘い方ができると思っています。


第五章 外国語で無限に拡がる自分の世界

1.言語と思考・行動様式

ネイティヴの人達とその国の外国語を話していると、ある時ふと自分がいつも
の自分と違った考え方や行動をしている事に気付く事があります。 私が最初
にそんな自分を意識したのは、大学4年生の卒業を間近に控えし、それまで私
の英語をアマチュア無線で4年間もの間毎日鍛えてくれたアラスカのRayさ
んに会いに、初めてアメリカの地を踏んだ時の事でした。 それまでのアマチ
ュア無線で体験した数知れないアメリカ人達との会話や、在日米国人達とのお
付き合いを通して大体の事は分かっていたのですが、実際にその世界の中に入
ってみて、まずその冷静ながらもストレートな感情表現の仕方や、はっきりと
した意思表現の仕方(特にYES/NOを明確に表現する)に、まさに別世
界に来たと感じました。

私が1ヶ月に及ぶアメリカの自由旅行を終えて帰国した日に、アマチュア無線
でアラスカのRayさんに帰国の連絡をしました。 (最初の一週間はRay
さんのお宅に泊めて頂いたのです) Rayさんは「Welcome hom
e!」と私の始めての海外旅行からの無事の帰国を喜び、楽しかったか?と尋
ねて来ました。 それに応えて私が最初に発した言葉が、元気良く「Oh,Y
eah! You bet!」(ええ、そりゃもう〜〜!)でした。 Ray
さんはかなり驚いたようでした。 そんなレスポンスはそれまで4年間毎日ア
マチュア無線で続けた会話の中では一度もなかったからです。 そして、「変
わったね! すっかり変わったね! すっかりアメリカ人になったね!」と大
変喜んでくれたのです。

その日の交信が終わってから、自分の過去を振り返って見ました。 そう言え
ば、かなり以前から英語を話している時の自分が普段の自分とは違った感情表
現や意思表現をする様になっている気がしました。 考えてみると、思考方法
も思考の結果の判断の出し方も随分違っている様です。 それが、実際にアメ
リカ社会の中で生活体験をして来た事によって、一段とアメリカ人の表現スタ
イルに近付いてしまっていた事に気が付いたのでした。

実際、英語を話している時は、英語で考えている訳ですが(初心者の内は、な
かなかそうは行きませんけど)、知らず知らずの内にその言語の持つ文法的特
質によって、明らかに普段とは異なった考え方、判断の仕方をしています。

一番簡単な例をお示しすると、例えば「You」です。 ご存知の通り、英語
では相手が年下の子供であろうと、天皇陛下であろうと、面と向かった相手は
指す代名詞はこの一言「You」しか有りません。 この事が、明らかに人間
関係に特色を生み出しています。 日本語では、相手の事をなんと呼んで良い
のか判断に悩む時が良くあります。「おまえ」は論外だし「君」じゃとんでも
ないし、「あなた」じゃ偉そうぶって聞こえるし、「あんた」じゃこれまた失
礼だし、「先生」でもないし・・・と、日本人ならこんな事で困った事は数知
れず体験していると思います。 それで、「お宅」と言う、なんともあいまい
且つ便利な言葉が一時期良く使われているのを耳にしました。 適当な言葉が
見つからず、最後は「そっち」とか「そちらさん」などと言う、とても代名詞
としては考えられない言葉を使ったりするのも良く耳にします。 英語では、
この「You」とはっきり呼べる事が、発言に「歯に絹を着せなく」させると
同時に、対等な人間関係をも育て安くしているような気がします。 

更に英語の場合、「You」などの主語の後に、「do not」が来れば「
〜ない」、「will」が来れば「でしょう」、「should」が来れば「
するべきだ」、「must」が来れば「〜ければならない」等と、文章全体の
意味を決定付ける鍵となる単語が続きます。 ところが日本語の場合は文末ま
で聞かなければ、肝心の結論は全くわかりません。 英語を話している時は、
まず最初に結論が決まってないと文章が頭からつかえてしまうので何も話せま
せん。 しかし日本語では、事実関係を淡々と話しながらあれこれ考えて、最
後に結論に到達する事ができます。 この違いは大変大きな違いで、日本語を
話す時と、英語を話す時の思考過程や行動様式は全く違った物になってしまう
のです。

このような、「物を話す時には最初に結論を出し、出せなければ発言できない
言語である事」が、YESとNOをはっきりさせる文化を生み出している様に
思えます。  その他の歴史的要因も加わって、その傾向が特に強いアメリカ
人と会話をしていて、「YES or NO?!」と苛立った感じで問いただ
された経験のある人は多いのではないでしょうか? この言語の特性の違いが
当然ビジネスの世界にもはっきりと現われています。

私の前職の銀行員時代の最後は、アジア各国の金融機関との銀行間取引を推進
する仕事でした。 アジア各国を訪れ銀行の本部を訪問し、同じ様に海外との
銀行間取引を担当している責任者の方々と面談して色々な取引の折衝をする訳
です。 もちろんこの様な場合、通常はどの国でも英語が使われます。 私は
「英語を使う事で、自分が口を滑らせて追い込まれる事がないように」常に意
識をしていました。

ある取引上の条件について折衝をしているとして、相手が「これはできますか
?」と聞いて来たとします。 そしてそれが運の悪い事に、結構痛い所を突か
れていて、即座には「できます!」とは言いにくいような微妙な話だったとし
ます。 しかし、その条件以外に取引成功に結びつけるカギがまだ他に見つか
っていないとします。 なんとか条件を呑みたい、しかしそんな事したら帰国
してからが大変なのは目に見えています。 そんな時に、もし日本語で話して
いたら、私は多分「う〜〜〜〜〜〜ん、おっしゃる事は良くわかるんですがね
ぇ、結構厳しいんですよねぇ、それ・・・」と言う感じでとりあえず答えると
思います。 はっきり言って、できるんだか、できないんだかわからないあい
まいな返事です。(笑) ところが英語で話していると、ついつい口が滑って
結論をストレートに出しそうになってしまうんです。(笑) 英語で考え、英
語のリズムで頭が回転している時に、誘うような変化球を投げられるとついバ
ットを出してしまいそうになってしまう感じです。  

もちろん、私が日本語で話すであろう文章を、英語にそのまま直訳して話す事
は可能です。 しかし、実際にそのような意味の英語を話す事は、英語の世界
ではあまり馴染みがなく、自分でもすごくぎこちなく感じてしまうのです。 
だからと言って、言語の特性の違いを言い訳に、出来もしない事を出来ると言
ってしまうとしたら、それこそビジネスマン失格です。 その場で条件を呑む
とも言えないし、だからと言って日本語のあいまいな表現を直訳して話す事も
できない。 結局、「最善を尽くす事をお約束しましょう!」と元気良く答え
るわけです。 これとて「YES or NO?」の観点から言えばあいまい
な回答になるのですが、ぐずぐず言わず即座に「最善を尽くす」と言う行為を
「YES、約束する」と明解に表明する事になります。 英語で話していると
自然に英語と言う語学の特性が自分の考え方や行動様式まで変えてしまうので
す。

こうやって考えて見ると世界の言語と言うのは、それぞれその国の国民性や文
化と深い関わりがある事がわかります。 言葉は常に生き物です。 日本の歴
史を振り返っても常に言葉は変化して来たのであり、今も若い世代を中心に日
本語は日々変遷を遂げているのを目の当たりしています。 世界の人類の永い
歴史の中で、言葉が人をつくり、人が言葉を作って来た事に疑いを挟む余地は
ありません。 すなわち、言語とその国の国民性や文化は、まさに鶏と卵の関
係にあると言える訳です。

(次号へつづく)


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随時掲載記事コーナー
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■■ オリンピックは早くも後半に入ってしまいました。

野外競技の中継の背景に写るギリシアの自然の美しさは素晴らしいですね。 
日本からもたくさんの方々が応援に行かれていて、うらやましい限りです。オ
リンピックの期間中ホテルを根城にして見たい競技を見歩いて、合間に観光や
市内見物と、時間も費用もかかる最高に贅沢な遊びかもしれませんね。

考えてみたら、これだけ多くの国々の人々が一同に会す機会は、オリンピック
を除いてありませんね。 オリンピックを見に旅行するって事は凄い事かもし
れません。 競技を見なくても、世界各国の人たちを同じプラットフォームで
身近に見れるだけで学ぶ事は多く、行く価値はありそうですね。


それでは皆さんまた来週、お元気で!


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