■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
             外国語ing My Way
        情報マガジン NO.000008  2004.8.2配信
   サポート・サイト:http://www.ki.rim.or.jp/~jr1maf2/gmyway/
           メール:jr1maf2@ki.rim.or.jp
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

----------------------------------------------------------------------
メルマガの第8号をお届け致します。

ご意見、ご感想、ご相談、ご要望、その他なんでもサポート・サイトの掲示板
にお気軽にお寄せ下さい
http://www.ki.rim.or.jp/~jr1maf2/gmyway/messageboard/minibbs.cgi?log=log1
----------------------------------------------------------------------


----------------------------------------------------------------------
連載記事:「外国語ing My Way」バイブル・シリーズ(8)
----------------------------------------------------------------------

5.歩いて来た世界を振り返って

(1)自分自身の座標軸

韓国企業に転籍した私にとって、もはや韓国と韓国語は特殊な世界ではなくな
ってしまいました。 好むと好まざるを関わらず、私は韓国と韓国人の世界に
居るのであり、それが日常になってしまった訳です。 会社では、仕事上の付
合いから韓国人との交際もねずみ算式に裾野が広がって行き、いつの間にか私
の携帯電話の登録先は韓国人名の数と日本人名の数が同じくらいになってしま
いました。 こうした日常的な接触を続けて行く中で、次第に冷静に韓国と韓
国人を見つめられるようになって行きました。

彼らとは多くの価値観を共有し、同じ感性で喜びを分かち合う事ができます。
しかし反面、どんなに親しくなっても、ハッと我に帰るほど距離感を感じる事
があります。 彼らの感情表現の激しさ、自己の欲望の大胆な表現、そしてそ
の欲望に対する強い執着心は、我々日本人とは一線を画していると感じます。

「恐ろしいほど共通点を持った韓国と日本、だけれど同時に決定的に相容れる
事のできない相違点を持った二つの国」と言う事実は、まさに双方とって「惹
かれる物と反撥する物」と言う二面性となっている様に見えます。 大胆な言
い方をすると、もしこの二面性がなく互いに惹かれるだけの存在であったなら
二つの国は海峡を挟んでひとつの国になっていたかもしれないとまで思うので
す。 血が繋がっていて一緒に育って来たのに、ふたつの国として育ち上がっ
たと言うこと自体が、結果的にこの二面性を証明しているような気もします。

今、巷ではかつてない韓国ブームが急激に沸き起こり、2003年から200
4年にかけて日本のテレビ放送で紹介されたいくつかの韓国テレビ・ドラマが
爆発的な人気を呼び、今や韓国テレビ・ドラマにちなんだ商品が飛ぶように売
れると言う、つい最近まではとても想像ができないような事態になって来まし
た。 韓国への観光人気も急速な伸びを見せ、航空機のチケットもへたをする
とどの便も満席で手に入らないと言う時すらあります。 日本人が戦後の新し
い体制の下で高度成長を続けて来た過程で、いつの間にか忘れ去ってしまった
大切なものが今も生きている隣の世界に気が付き、当然の様にそこに惹かれ、
今、その感激に夢中になって来ているのだと思っています。

こうやって私は韓国を知り、その世界に深く入り込む事によって、ユーラシア
大陸の極東の一角で、自分自身がどのような流れの中でどのように存在してい
るのか、そして自分自身の本源的な価値の基準が、どのような土壌の上にある
のかが、以前より遥かに立体的に見えるようになった気がして来ました。 そ
して、ここに至るまで渡り歩いて来た国々を振り返ると、ひとつとして同じ文
化はない広い世界の中で、自分はどんな姿をしていて、何をしているのかまで
が、より一層はっきりとした形と色彩を伴って目に映るようになった気がして
来ました。 

間違いなく韓国は、私に自らの座標軸を見出す機会をくれたのだと思います。
そしてそれができるのも世界中でただひとつ、韓国しかなかったのではないか
と思うのです。

人間は新しい物、素晴らしいものに出逢い、感激し、様々な印象をそこから得
ます。 その印象は人によって皆異なるでしょう。 それは印象を受ける側の
性格や好みのせいでもありますが、生まれ育って来たバック・グラウンドの違
いが決定的な影響を与えていると考えるのが自然でしょう。

ですから、ひとつの別の世界を見た時に、自分自身を少しでも客観的に把握で
きている場合と、そうでない場合とでは、大きな差があります。 何故ならば
自分自身の座標を少しでも客観的に認識していれば、見知らぬ相手との距離や
方向もそれだけ正確に把握する事ができるし、逆に相手との距離や方角から相
手の座標をそれだけ正確に把握する事もできるからです。 世界を広く知り、
自分の人生の幅を拡げて行くにあたり、そうやって見知らぬ世界の相手の座標
をしっかりと認識できる事こそが、その世界を理解し、認め、自分がその中に
融和して行く第一歩になると思うからです。 


(2)心の錨を下ろしたフィリッピン
   〜ゆったりと取り組むタガログ語と中国語〜

いつの間にか、私は今まで歩いて来た道を振り返っていました。 「新しい」
自分が今まで自分が通って来た見慣れた道をあらためて見た時にどのように見
えるのか探っているようでもありました。 しかし、それは正確な表現ではな
いかもしれません。 振り返ろうと思って振り返って見た訳ではなかったから
です。 私の後ろから、私が今一番幸せに感じる懐かしい、香しい風が吹いて
来たのです。 「何だろう?」と振り返ってふと目をやった時に、私はそこに
あった暖かい香しさにあらためて新鮮な感動を覚える事になりました。

私の心の中で、にわかに元気に踊りだした世界、それは東南アジアの屈託の無
い明るく素朴な国々の世界でした。 そう言えば、韓国の世界に惹きこまれる
直前まで、私はタイの文化とタイの人々の世界に没頭していました。 今、あ
らためて彼らの姿がより説得力をもって私の前に豊かに広がって見えて来まし
た。 世界中のどの国の人にも、そしてなによりも自分自身に対して、東南ア
ジアの素晴らしさをきっちりと自信を持って説明できるようになった気がしま
した。

私が東南アジアの国々に流れる「屈託のない素朴さと、底抜けの明るさ」が、
私と言う人間にとって、最も大きな感動と力を与えてくれるのだと感じたので
す。

タイはとても魅力的な世界ですが、今私にはっきりと聞こえてくる私のキーワ
ード「屈託のない素朴さと、底抜けの明るさ」の先に重なって見えた世界は、
フィリッピンでした。 東南アジアの国々の中でも彼らほどこのキーワードを
満たしてくれる世界は他にないでしょう。 私は何ヶ月か前に偶然に成田空港
で出会った昔の友人が、フィリッピンで会社を経営していて、日本とフィリッ
ピンを頻繁に行き来していると聞いた事を思い出しました。 

「そうだ、彼と久しぶりに会ってみよう、あの懐かしい国へ触れる機会が出て
来るかもしれない。」そう思った私はさっそく彼と連絡を取り、再開する事に
しました。 彼は仕事を通じて在日フィリッピン人を何人か知っていたのです
が、運良くその時に一緒に彼らとも会う事になったのがきっかけで、私も何人
かの在日フィリッピン人の友達を得る事になったのです。 私は、結構幸せ者
です。 運もいいのかもしれません。 新しい世界の入り口に立つと、必ずと
言っていい位、その世界へ誘(いざな)ってくれる友が現れるのです。 

そのフィリッピン人達とは、それから随分一緒に飲み食いし、遊ぶ事になりま
した。 彼らの人柄に触れるにつけ、その素朴さと底抜けに明るい性格にあら
ためて感銘する一方で、それまで知る事のなかった、彼らの厳しい家庭教育で
育てられた良識のある物の考え方と、人間関係を大切にする愛に満ちた生き方
に、ここに辿り着けた事の幸せを感じずにはいられませんでした。

この友達がきっかけとなり私はタガログ語の習得を決意する事になりました。
これが5ヶ国語目の外国語になるのですが、私は今までのどの言語を学ぼうと
思った時とも違う自分自身がとても不思議でした。 すごく落ち着いているの
です。 がむしゃらにしがみついて、時間が経つのも忘れて、参考書のページ
を破って食べてまで無理矢理に習得しようとは思わないのです。

それはステップを踏めばあわてなくても必ず言葉はマスターできる、と言う自
信があるからかもしれません。 しかし、それよりももっと強く感じられる事
があるのです。 それは、たまたま出逢った新しい世界にたまらぬ魅力を感じ
たからではなく、初めて自分が自分の通って来た道を振り返れるようになった
時に、あらためて私に迷いを与えない輝きを放っていて、私が自信を持って選
択した世界であったからだと思うのです。 何もあわてる事はないと感じるの
です。 これから永い時間自分の心を豊かにし、夢を育ませてくれ、そして力
を与えてくれるであろうこの世界に、じっくりと大切に向かい合って行きたい
と思うからなのです。

長かった「世界一周の旅」を経て、やっと「錨」を下ろしたいと感じる世界が
現れた今、フィリッピンだけではなく、フィリッピンを取り巻くアジアの世界
にしっかりと根を広げて行きたいと思うようになりました。 幸い、私には1
年前に知り合った中国人の友達がいました。 その友達はかねてから私に中国
語を学ばせようとしていましたが、こうなって来ると、アジアの世界、とりわ
け東南アジアのすべての国々に華僑と言う形でたくさん根を下ろしている中国
人は、そこに錨を下ろしている私の一番大切な隣人と言う事になります。

かくして、私はタガログ語への挑戦を始めるとほぼ同時に中国語の習得も開始
する事になってしまいました。 またしてもその国の友達によって、新しい言
葉の習得の道へ結果的に誘(いざな)われてしまったのです。

フィリッピン人の友達も、中国人の友達も、しっかりと私を「厳しく」指導し
てくれています。 2つの外国語を同時に勉強するなんて以前には絶対に考え
られない事でした。 しかし不思議なものです。 大した混乱はない様です。
電車に乗っている時も、中国語の参考書の間にタガログ語の動詞の活用表をは
さんでおいて、片方にあきると、もう片方の勉強に切り替えて、まったく気ま
まに勉強をしています。

しかし、私自身が語学習得の達人になった訳ではありませんから、こんなやり
方では簡単にはモノにする事はできないでしょう。 でも、今、焦る事も走る
事もなく、そうやって淡々と勉強をして行く事自体が、その国を心から自分の
物として大切にしているような気がするのです。

何年か経ってタガログ語も中国語も不自由を感じなくなる時が来たら、多分同
じアジアの隣人の言葉にまたチャレンジして行くのかもしれません。 そう言
えば、まだタイ語はやり残したままです。 ミャンマーは、タイの清楚な仏教
文化を更に純粋にしたような、例え様も無く深く心を洗われる美しい文化と人
々の国でした。 フィリッピンを中心に、アジアの中の隣人達が私の夢の中に
生き生きと美しく広がって行きます。

私は今、フィリッピンの世界に錨を下ろせた事を本当に幸せに思っています。


第四章 外国語マスターのポイント

1.外国語の「コミュニケーション力」

私にとって外国語の習得はまさに自分自身の歴史の一頁、一頁を作るステップ
でありました。 そして今なお、自分の生き様を刻んで行く上で欠かす事ので
きない最も大事なキーワードになっています。 学生時代に英語を初め、その
習得に没頭していた頃、よもや将来、自分がこれほど外国語とかかわりを持っ
て生きて行くとは思わなかったし、ましてや外国語がこれほど自分の人生を豊
かに拡げてくれると思った事もありませんでした。

私は自分自身が他人よりも優れて外国語を習得する能力があると思った事は今
まで一度もありません。 むしろ自分の会社にいる日本語検定一級を持ってい
る韓国人社員の完璧な日本語を目の当たりにすると、自分の能力のなさと努力
の足りなさに愕然としてしまうのです。 

ただ、私が胸を張れるのは、外国語の「コミュニケーション力」です。 ここ
で言うコミュニケーションとは、もちろん読む・書く・聞く・話すのすべてを
含んでいますが、「完璧な語学力」と異なるのは、不完全な部分がたくさんあ
るがそれを自分の情熱と表現力と感性でカバーしていると言う点です。

例えばビジネス・レターでも構いません。 私が永年働いて来た銀行員時代の
話です。 ある目的を持った大切な依頼状を取引先の担当者に英語でビジネス
・レターを書いたとしましょう。 私の書いたレターは、某外国語専門大学で
英語を専攻して来た同僚に渡すと、彼は必ず不満そうに赤ペンを入れて直しま
す。 彼の説明を聞くとなるほど私の文章は「稚拙」であったと反省する事に
なります。 確かに彼の文章は品格も高く、慣用的にも文法的にも正しく、実
際のところ、毎回勉強になるのです。

さて、私が書いた「稚拙な」レターを修正する事なしに、そのまま出すと何が
起こるでしょうか。 受け取った側はおそらく読むのにつかえる事はないはず
です。 私は自分の経験上、受け取った人はおそらくさっと読み終えて、私の
述べている趣旨を正しく受け止めてくれていると思います。 それ以上の事は
何も起きないし、特に残る悪い印象はないと思うのです。 少なくともそう言
うレベルの言葉を使えているはずなのです。 私のレターが稚拙であるとして
何故問題とならないのでしょう。 それは、ちょっと奢った言い方かもしれま
せんが、私の英語の文章表現方法は、文語的な固い表現を出来るだけ避け、そ
の人の心に響きやすく、少しでもこちらの熱意が伝わるような感情表現を織り
込んだ、わかりやすい言葉で構成されているからだと思うのです。

もちろん、どんな「稚拙」な文章でも、そうなると言う訳ではありません。 
文法的に間違いだらけで、読む人が眉をひそめてしまう様な文章ではビジネス
・レターとしては全く使い物になりません。 第一、そのようなレターでは意
味もおそらく正しく理解してもらえないでしょうし、ましてや書き手の気持ち
など伝わる術もありません。 更に悪い事に、大切な自分の会社の信用まで落
としてしまう事になるでしょう。

ここでちょっと日本語のビジネス上で交わすレターを振り返ってみましょう。
今ではむしろe-mailの方が機会が多いかも知れません。 それならそれでe-ma
ilとしても結構です。 あるレターはかなり固くオーソドックスなビジネス文
で書かれて来ます。 全く隙のない完成された文章で、書いた人間がしっかり
としたビジネスマンである事が容易に想像できます。

しかし中にはちょっと違った雰囲気のレターもあるでしょう。 プライベート
・レターとは異なり、ちゃんと形式を踏んで構成されていて、論旨もきちんと
展開されています。言わんとしている事もしっかりと伝わって来ます。 しか
し、ところどころにちょっと砕けた表現や文章も混じっています。 たまには
誤字があったりする事もあります。 だけど書いている人の気持ちがストレー
トに伝わって来る感じで、こちらの緊張感もちょっと緩んでしまうような気が
します。 特に初めてのレターではなくて、いつものお取引先であれば余計親
しみも感じると言う物です。

さて、最初の英語のレターの話に戻ります。 日本人同士のビジネス・レター
ですら、礼節を守り、一定水準の形式を踏み、主旨が明確に伝えられていれば
それ以上の事はあまり問題となる事はありません。 (ビジネスレターのコン
テストでもやっていれば別ですが) 一番大切なのは、相手の誠意と熱意が伝
わって来ると言う事だと思うのです。 私の経験してきたビジネスの世界です
らそうなのですから、プライベートの世界では言うまでもない、と言う事にな
ります。

さて、会話の場合はどうでしょうか。 それもごまかしの効く日常会話ではな
く、ビジネス会話の場合を考えてみましょう。 

実は先ほどの同僚は、ペンを取れば誰にも負けない卓越した英語力を発揮する
のですが、会話になった途端にまるで別人になったかのように「日本人」にな
ってしまいます。 ペンを取ればすらすら書ける英語が口からはまるで出てき
ません。 「ウン、ウン、そう!」と、英語の会話に日本語まで混ざって来る
し、発音もまったく日本語(人)の発音になってしまうのです。 話す文章も
どちらかと言うと細切れ状態です。 ただし聞き取りは問題なく相手の話して
いる事を正確に理解しているようです。 幸いな事に彼は性格が明るくて良く
笑うので、会話の「ぎこちなさ」は彼の独特の相手に親しみを感じさせるキャ
ラクターでかなりカバーされているようです。 

ちょっと違ったタイプの同僚もいます。 その彼は、とても真面目に英語を勉
強して来たようで、話す単語には私が使わないような専門用語とか文語的単語
もたくさん出てきます。 ただ、彼は日本人が教科書を読むようなしゃべり方
と発音をします。 言葉数も少なく表情とか抑揚がなく、なんとなくその場の
雰囲気は盛り上がりません。 ただしこの同僚も、前の外国語専門大学卒の同
僚と同様に、ヒアリングはかなり正確に出来ているようです。

今度は私です。 話し始めて3分も経たない内に、かなりの確立で必ず相手か
ら尋ねられます。「アメリカでいったい何年間暮らされたんですか?」(特に
相手がアメリカ人の場合はほぼ100%の確立で尋ねられます) 話す中身は
ともかく(笑)、まずごく自然な慣用的な表現をアメリカン・アクセントで流
れるように話し出す私が、最初からある程度の距離感を覚悟で面談を始めたで
あろう相手の心の中に、スッと入って行ってしまったからだと思います。 も
ちろん、私はアメリカには旅行で二度行った事がある(二回目は新婚旅行で行
きました)だけですから、毎回そこでアマチュア無線の話をしなくてはいけま
せん。 相手は一様に驚きます。 そしてその説明が一通り終わる頃には、相
手はすっかり私とのコミュニケーションを信頼してくれるようになります。 
こうなってしまえばしめたものです。 そこからは相手は、安心して心を開い
てくれ(時にはネイティヴに対して以上に)、会話をする上で私を一切日本人
として意識せずに、自然体で私にぶつかって来るようになります。 

もちろんこれは相手が英語を母国語とする国の人のケースです。 そうでない
人が相手の場合はどうかと言うと、私はとにかく表情豊かにしゃべります。 
つかえたり表現を探すような時間は、例え極短時間であっても絶対に避けるべ
きタブーの瞬間と思っています。 イエス・ノーをはっきりと言い、分からな
い事は恥ずかしがらず、いい加減に放って置かずに聞きなおします。 スラス
ラと喋っている私が突然相手の話した言葉を聞き直して来たと言う事が、かえ
ってその人に「一生懸命自分の言葉や気持ちを汲み取ろうとしているんだ」と
の良い印象を与えます。 面談が終わり私がその場を失礼した後で、あたかも
その時間が私のワンマンショーで有ったかのように、相手に余韻が残るように
親しみと情熱を込めて話すようにしています。

例にあげた2人の同僚と私自身に共通しているのは、相手の話している事は正
確に理解していると言う点だけです。 一人は、書けば超一流の英語が書ける
けど、話すとなると万歳で、それを持ち前のヒューマニティでカバーしていま
す。 もう一人は、きちんと難しい単語まで勉強して知識度の高い話しができ
るけど、残念ながら相手との間の距離感を埋める事は難しいようです。 そし
て三人目の私は、会った瞬間から去る瞬間まで、相手を自分の舞台に引きずり
込んで、相手の心の中に感動とインパクトを残す事に全力を集中しています。

ビジネスレターもビジネス会話も、実は一番大切な事は同じなのではないでし
ょうか。 どちらも特定の個人(人間)が相手です。 相手の心に届く表現力
と、届かせたいと思う情熱が大切だと思うのです。 この二つを実現する力を
「外国語のコミュニケーション力」だと私は考えています。

(次号へつづく)


----------------------------------------------------------------------
随時掲載記事コーナー
----------------------------------------------------------------------

■■ 掲示板と皆さんからのお便りとミニ・オフ会

イタリア留学中の関西ご出身のmiyaさんから、楽しいイタリア語ページの投稿
記事を送って頂きましたので、さっそくイタリア語ページに掲載致しました。
miyaさんのレポートを拝見すると、私もスペイン留学時代を思い出します。
やはり世の中に学生ほど幸せな身分はないですね。(どんな金持ちよりいい)
そしてそれが独身ならなおさらですね!

読者の方で、まだ自由の身(独身)で、留学を考えた事のある方、だけどそれ
ぞれの理由で思い留まっている方がもしおられましたら、私は万難を排してチ
ャレンジされる事をお奨め致します。

実は先週、読者の方からご連絡を頂いて、その方のお友達を集めての5人での
飲み会に参加させて頂く事になりました。 とても楽しい時間を過ごさせて頂
きました。 来られた方はいずれもスペインに夢を持っていらして、私以外は
全員独身の皆さん(うち2人は女性で、本メルマガの読者ではありませんでし
た)でしたので、留学の話になりました。 

スペイン留学に憧れている女性のSさんは、背中をもう一押しすればスペイン
へ向かって羽ばたいて行ってしまいそうですが、「戻って来た時に今の仕事に
は(立派な企業にお勤めです)戻れない=人生を台無しにしてしまう」との考
えがあって、踏み切れずに悶々とされていました。 

留学のお話は、次のシリーズで色々ご紹介しようかと思っていますが、ひとつ
だけ私が感じた事をお話しておこうと思います。
 
社会人になってからする個人ベースの留学は、単に語学力の為だけにする人は
いないと思います。 簡単に言ってしまうと、自分の新しい一ページを切り開
きに行くのだと思います。 新しいページを開きに行こうと考える時に、帰国
したら元の古いページに戻れない事を考えて躊躇する程度の心構えなら、その
留学はもともと考え直した方がいいかもしれません。

ちょっと厳しい言い方をしたかもしれませんが、私はそのSさんを是非とも留
学させてあげたいと感じたので、いつか奮起される事を願って、この声が届く
ように一言書かせて頂きました(笑)。


タンザニア在住経験をお持ちの宮前さんからはタンザニアでの写真をお送り頂
いたので、スワヒリ語ページに掲載致しました。 宮前さんには精力的に「タ
ンザニア回想録〜スワヒリ語への道程〜」をご執筆頂いており、今までの分を
まとめてスワヒリ語ページに専用コーナーを設け掲載致しました。

各語学ページは、皆さんのご参加、ご協力、ご指導を頂きながら、随時バージ
ョン・アップを重ねて行くつもりですので、どうぞよろしくお願い致します。
となたでも、この言語なら自分でもコンテンツを持っていると言う物があれば
どのような簡単な内容でも構いませんので、どうぞご連絡下さい。

それからこはホンのお遊びですが、TOPページと各言語ページに、順次内容
にちなんだMIDIのBGMを設置致します。 現時点では

TOPページ・・・「My Way」・・・当サイトのテーマ曲?!
スペイン語ページ・「AMAPOLA(ひなげしの花)」
タガログ語ページ・「IISA PA LAMANG(あなたひとりだけ)」

が設置済みです。


いよいよ夏休みのシーズンですね。 海外に出国される方のピークを迎えたよ
うです。(うらやましい!) 素晴らしい出会いがたくさんありますように!
それではまた来週! お元気で!


----------------------------------------------------------------------
(オンライン商品ご紹介)
----------------------------------------------------------------------

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■韓国語、勉強したいけど教室に通う時間が無い!
自分の好きな時間にネイティブの講師から電話でレッスンを受けれる
韓国語講座、ついに登場!
詳しくは→ http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=O6STX+WQV1U+96A+BY643
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ======英字新聞って難しくて読みづらいんじゃないかなぁ…?=====

  そんな風に思っている方、是非ジャパンタイムズが発行している
  辞書なしで読める英語学習紙『週刊ST』を購読してみてください。
  英文には日本語注釈ついているので読み易いと感じて頂けるはずです。
  お申し込みはこちらから ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓  ↓
http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=O8HU8+AOM1KI+B8G+601S3
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■━━【 取れる!激安!】★☆★【今からでもまだ間に合う!】 ━━■■
■■ 24時間その場で予約が可能!!残席に限りあり早い者勝ちです! ■■
■■→→→→ ハワイ・グアム・サイパン・台湾・韓国・香港 ←←←←■■

         http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=O6STW+FLFS8I+1O0+HXSGJ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■今月限り!先着100名様【TOEICで750点保証します】69%OFF!
 ▼ TOEIC対策、これでダメなら、『 全 額 返 金 』します! ▼
 69%OFF!\157,000 → ¥49,000(税込)先着100名様限定
http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=O6SU0+49LUUQ+5K+1HMAQR
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■■= 英会話の上達は話す機会を持つことです =■■ < トークライン >
朝8時半から夜11時まで、何曜日でもネイティブスピーカーの講師に直接電話して
受講できます。(講師の選択・変更可能)お書きになった英文のチェック、分からな
い英文に関する質問等、英語に関するコンサルタントとしてもご利用下さい。
http://www.accesstrade.net/at/c.html?rk=01000a0l000e28
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【電子辞書との複合英会話プレイヤー:マジック・トーカーズ】
通勤電車の30分間に英語を覚える。「通勤時間」の超学習の友 
英・和リアルタイム文字表示パネル付 例文は約8000!
ネットショップ売り上げランキング驚異のNO.1連続達成中!
http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=O6S24+25ZT0Y+3M0+BXQOJ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本最大級ショッピングサイト!お買い物なら楽天市場
http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=O6RA5+G3W7ZM+5WS+C2103
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
●まぐまぐの新着ランキング「ビジネス版」で1位を獲得!
 【何もしないで月50万円!幸せにプチリタイヤする方法】
 「圧倒的な自由」を手に入れたいあなたに、インターネットで幸せに【プチ
 リタイヤ】する方法を伝授。口コミで読者8000人を突破した伝説メルマガ。
 あなたも幸せにプチリタイヤしてみませんか?
 プチリタイヤしたい方は、この指とまれ!
 http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=O8V1S+E8M8MQ+7A8+5ZMCJ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
登録解除  http://www.ki.rim.or.jp/~jr1maf2/gmyway/
ご意見・広告掲載など  jr1maf2@ki.rim.or.jp まで
発行人 MAFNET 代表 岡 浩一郎
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■